小川良株式会社 小川 順平 さん  新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、自動車部品の製造部門が80%減という状況に追い込まれました。そのような状況の中、10年ほど前に手掛けていたマスク製造部門を復活させ危機を乗り越えることができました。  急な業務内容の変更にも関わらず、前向きに取り組んでくれた従業員のおかげであり、常にものづくりの原点を見失うことなく進んできた結果だと自信を持つことができました。  思いは常に「変化に強い会社でありたい」との発想をもとに、今後も緊張感を持って自分たちのできるベストを尽くしていきたいと思います。 株式会社田井中牧場 田井中 美香子 さん コロナの影響を受けて、近江牛を取り扱っていただいているホテルや料亭が営業を自粛され、家庭においても社会不安からぜいたく品を購入しない傾向となり、畜産農家は本当に苦しい経営を強いられています。消費の循環が停滞しても牛の成長は止まってくれません。ふるさとの味である近江牛を後世に受け継いでいくためにも、私たちはこの現状に耐え、愛情をもって牛たちを飼育し続けています。どうか、市民の皆さんも日々の食材や贈答品として近江牛を購入いただき、共に地場産業をお守りいただければ幸いです。  近江牛で笑顔になって、みんなでコロナを吹き飛ばしましょう! わかば幼児園 水澤 奈々 さん  3月から休園あるいは登園自粛が続き、子どもたちと会えない日々が続きました。解除後も感染防止や熱中症対策をしながら、安心して登園してもらえるよう信頼関係づくりを大切にしています。  保育士は、子どもたちの甘えや抱っこに応え、寄り添いながら生活や遊びをしています。これからもまだまだ予断を許さない状況が続きますが、保育士自身も感染予防に努め、できる限りの対策に取り組んでいきます。  マスクの着用で、先生の笑顔を子どもたちは半分しか見ることができませんが、やさしい言葉がけで安心して遊べるように笑顔を大切に頑張っています。 一 般 質 問 6月10日、11日、12日に19人の議員が一般質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 QRコードを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 東近江市民クラブ 大橋 保治 大切な専門福祉避難所 Q  災害が発生し高齢者や障害者の支援が必要なとき、特別養護老人ホームなどを避難所として受け入れる「専門福祉避難所設置に関する協定」が締結されて約7年が過ぎたが、 ①取り組み状況は。 ②専門福祉避難所運営のマニュアル作成や訓練が必要と考えるが。 ③新型コロナウイルス感染症対策の影響を考えると、災害時には専門福祉避難所(特別養護老人ホームなど)が使用できなくなると想定されるが対応策は。 ④地域福祉避難所と専門福祉避難所の周知方法は。 A ①平成25年を皮切りに12施設と協定を締結しました。防災学習会や意見交換会を開催して施設の役割や対応などについて確認しています。 ②専門福祉避難所の運営を円滑に行うため、現在マニュアルの策定を進めているところです。策定したマニュアルを基に協定先と連携した訓練が必要であると考えています。 ③災害時、新型コロナウイルス感染症対策の影響で使用できなくなった場合は、状況に応じて他の施設を確保します。 ④地域防災計画を見直す中で役割について整理を行います。  また、市ホームページへの掲載、自治会や福祉施設への防災出前講座などを実施し、周知を図ります。