東近江市民クラブ 市木  徹 学校の感染症対策は大丈夫か Q  新型コロナウイルス感染症の拡大から6カ月が経過したが、 @危機管理体制の検証を行っているのか。 A議会は、今年度の県外視察研修は実施不可能と判断し、予算額423万円を感染症対策費として組み替えするよう要請した。市も今年度執行できない事業の予算の組み替えを行うべきでは。 Bコロナ禍における学校の感染症対策は万全か。学校現場の真に必要な要望に対応できているのか。 A  @これまで実施してきた施策の検証は、取組内容・課題・今後の対応の視点で8月に実施しました。 A長期化するコロナ禍の状況を踏まえ、執行不可能になった事業や今後執行が見込まれない事業については、歳入予算も見直し、必要な感染症対策費に組み替えます。 B教育長自らが市内全小中学校を回り、学校の現状と要望事項を聞き取り、第2弾から第4弾のコロナ対策として補正予算を上程しました。  手洗い場の増設は既決予算を活用し、学校支援員の増員については補正予算で措置を講じています。また、学校規模に応じて予算を配分しており、各校の判断で消毒液や必要な備品を購入できるよう対応しています。  大丈夫です。お任せください。 9月定例会 議案の審議結果 議案第65号 令和元年度東近江市一般会計決算の認定について 日本共産党議員団 廣田耕康議員、山中一志議員、田郷正議員が反対されました 認定 議案第66号 令和元年度東近江市国民健康保険(事業勘定)特別会計決算の認定について 日本共産党議員団 廣田耕康議員、山中一志議員、田郷正議員が反対されました 認定 議案第67号 令和元年度東近江市国民健康保険(施設勘定)特別会計決算の認定について 日本共産党議員団 廣田耕康議員、山中一志議員、田郷正議員が反対されました 認定 議案第68号 令和元年度東近江市後期高齢者医療特別会計決算の認定について 日本共産党議員団 廣田耕康議員、山中一志議員、田郷正議員が反対されました 認定 議案第69号 令和元年度東近江市介護保険特別会計決算の認定について 日本共産党議員団 廣田耕康議員、山中一志議員、田郷正議員が反対されました 認定 その他の議案等は全会一致で認定・可決・同意されました。 議案等の詳細は「東近江市議会」で検索してください。 福祉教育こども常任委員会 当委員会では、毎年、私立保育園・こども園園長会と意見交換会を開催し課題の共有をしています。昨年10月からは幼児教育の無償化が始まり、その影響も注視する必要があると考え、本年度は「私立園プロジェクト」を立ち上げ、集中的に調査、協議を重ねてきました。  その結果、直近の最大の課題は保育士不足、特に採用難であるとの結論に至り、委員会として担当部に対し、市単独補助金の要件緩和と給与の上乗せ補助の新設について要望しました。  また、保育士の人材確保には、抜本的な処遇改善が必要であることから、国に対し「保育士の処遇改善を求める意見書」を提出しました。  今後も引き続き、良質な保育サービスが維持できるよう調査、協議を行っていきます。 産業建設常任委員会  当委員会では、本市の空家対策について全議員研修会を開催しました。  人口減少社会で、全国的にも問題視され増加傾向にある空家。適切な管理がされないまま放置されると、防災、防犯、衛生、景観などの地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす可能性も高く、重要な社会問題になっています。  本市ではいち早く「空き家バンク制度」を設け、先進的な対策を講じてはいるものの、登録が少ないことや、マッチング成約数が伸びないなど新たな課題が生じてきているのが現状です。  議会としても、本市への定住移住の促進、人口減少問題に大きく寄与する対策として、空家法や条例、相続に関する内容を勉強し、本市に合った新たな施策を講じることが今後の課題として挙げられました。 市民と議会の意見交換会を開催します。  東近江市議会では、議会の活動を市民の皆さまに知っていただき、声を聴かせていただくために、毎年「市民と議会の意見交換会」を実施しています。 今回は、本市議会と連携協定を締結している立命館大学政策科学部の学生の皆さんによる「東近江プロジェクト」の成果報告会も兼ねて開催します。皆さまのご参加をお待ちしています。 ◆ 日 時:令和3年2月13日(土)午後2時から4時まで ◆ 場 所:東近江市あかね文化ホール(東近江市市子川原町461-1) ◆ 内 容:市議会の活動報告、東近江プロジェクト成果報告、意見交換会