特集 はばたくアスリートに聞く 今回は、地域に根差した活動や、地域の温かい声援の下で競技に打ち込み、大きな大会で見事に好成績を収めた『びわこ学院大学駅伝部』と『東近江バイオレッツ』の選手の皆さんにお話を伺いました びわこ学院大学駅伝部  創部5 年目にして、大学三大駅伝の一つである全日本大学駅伝に滋賀県勢として初出場し、見事ゴールまでタスキをつないだ。その後行われた関西学生対校駅伝では念願の3 位入賞を果たす。 Q 全日本大学駅伝を通じて ・目標にしていた大学が目の前を走っていたので、一つでも順位を上げてゴールしたいと思った。 ・レース中は正直しんどかった。もっと練習しておかないと上位の大学には勝てないとひしひしと感じた。 ・大学生活4年の中で少しずつ記録が伸び、競技への考え方が変ってきて、全日本を目指したいという気持ちが強くなった。 ・走り終わって、改めて駅伝はすごく楽しいなと強く感じた。 ・全日本の経験があったからこそ、関西学生駅伝も自信を持って走れたと思う。 Q今後の抱負は? ・全日本大学駅伝と出雲駅伝に出場すること。 ・4回生が抜けるが、新たなメンバーでチームを作り、次の大会を目指して頑張りたい。 ・学生でも一流と言われる5千メートル13分台を狙っていきたい。 ・就職後も、自分が走ることでテレビに映り、企業PRに貢献したい。 Q市民の皆さんにメッセージを ・今年も全日本大学駅伝出場を目指ているので応援をよろしくお願いします。 ・次回も出場して、大学や東近江市をPRしたいです。 ・地域の方々の支えや応援もあり、良い環境で練習ができていると思います。これからも地域の皆さんに元気をあたえられるような走りをしたいです 東近江バイオレッツ  地域に住み、地域で働きながら日本一を目指す「地域密着型」女子硬式野球社会人クラブチーム。第6回女子硬式野球西日本大会に出場し、結成3年目で見事優勝という快挙を成し遂げた。 Qこのチームを選んだ理由は? ・高校の監督がこのチームの監督になると聞いたから。 ・女子プロ野球チームを辞めて、最初に体験に来たのがこのチームだった。直感で決めた。 ・大学まで北海道で女子の軟式野球をやっていた。硬式にチャレンジするなら今だと思い、いろいろ調べた結果、毎日練習ができ、仕事も紹介していただけるチームだったので、すぐ見学して決めた。 Qバイオレッツってどんなチーム? ・企業チームはいくつかあるが、地域や行政にサポートしていただいているチームはこのチーム以外に聞いたことがない。サポート体制をもって動いているチームは珍しいし、すごいと言ってもらえる。 ・バイオレッツの選手に憧れて野球を始めた子どもたちもいると聞いた。市内に小学生の女子野球チームもできたので、目標となるチームにしていきたい。 ・女子野球は、プロと大学と高校があまりレベルに差がないので、このチームで日本一になることを目指している。 Q市民の皆さんにメッセージを ・地域に密着したチームで野球をやらせてもらえていることに誇りを持っています。 ・来シーズンもボランティア活動にも積極的に取り組みます。 ・地域の方に一番喜んでいただけるのは、野球で結果を残すことだと思うので、頑張っていきます。 ・シーズンが始まると、火曜日以外の平日午前中はすこやかの杜で練習をしています。土日に試合をするときはSNSで告知しますので、ぜひ足を運んでみてください。