代 表 質 問  3月10日に5会派が代表質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 QRコードを読み取ることで、各議員の質問の様子を映像にてご覧いただけます。 東近江市民クラブ 西ア 彰 ワクチン接種の準備は万全か Q 新型コロナウイルスワクチン接種は、今最優先されるべき施策である。準備体制やスケジュールは。 A  ワクチン接種に向けた準備体制として1月25日に「新型コロナウイルスワクチン接種推進室」を立ち上げ、19名の職員を配置しました。3月15日にはコールセンターを設置し、電話による相談受付を開始。3月下旬には、65歳以上の人に接種券を送付する予定です。  接種は市内4カ所、ショッピングプラザアピア、旧湖東保健センター、能登川のやわらぎホール、蒲生支所において順次実施します。  今回のワクチン接種は、特別定額給付金の振込競争のように、早ければよいというものではないと認識しています。県が主導し、市町で無益な競争をすることなく、正確かつ安全に接種を進めるべきと考えています。ワクチン接種は強制ではありませんが、正しく理解した上でできるだけ多くの市民に可能な限り接種していただくようお願いします。 近未来の農業農村の理想像は Q  活力ある東近江市の創生について、 @株式会社東近江あぐりステーションの現在の経営状況は。 A次世代の農業者の育成について具体的な支援策は。 B近未来の農業の姿と高収益作物のイメージは。 A  @今年度は全国的に大きな災害もなく野菜は豊作となり、その結果、野菜価格が大きく下落した時期もありましたが、あぐりステーションでは、販売の強化と新たな販路拡大に取り組み黒字となった月もありました。現時点では今期経営計画をおおむね達成していますが、過去2年間の累積赤字もあり、さらに経営改善、販路拡大に努めていかねばなりません。 A農業の持続的な発展のため次世代担い手確保・育成支援事業などを実施しています。さらに新規就農者が求める技術習得や農地取得などを一貫して支援する体制を整え担い手を育成・確保していきたいと考えています。 Bスマート農業の革新的技術が広く普及し、飛躍的な向上を遂げた生産性のもとで儲かる農業が展開され、農家が生きがいと誇りを持ち、さらに美しく豊かな農村環境が広がっている、このような姿が理想と考えます。  また、高収益作物への認識については、消費者が求める需要の高い野菜・果樹などについて、高品質化やブランド化を図り、農家の収入を大きく向上させるものと考えています。米についても、元来近江米の上質性は全国ブランドとなっており、創意工夫によりさらなる品質の向上を図り、ブランド化していくことが必要であると考えます。 地域資源に磨きをかけるとは Q  魅力ある東近江市の創生のうち、地域資源に磨きをかけることに対する市長の思いは。 A  市内には、数多くの歴史資産があるにもかかわらず、その価値に気付かないまま埋もれがちな状況にあります。それらをしっかりと磨き上げ、観光分野などに活用してこそ、保存への意識も高まると思っています。さらに、国・県との連携を強化することによりその価値を高め、国宝指定を目標に掲げるさまざまな取り組みが、本市のグレードを高めていくことにつながると考えています。 また、ガリ版伝承館や旧湖東歴史民俗資料館など、十分に活用がなされていない施設について、市の歴史を語る貴重な資料の整理や施設の耐震調査に着手する予定です。このように光が十分に当たっていない本市の歴史や文化に磨きをかけ、地域資源として活用し、郷土を愛する心の涵か ん養よ う、地域の活性化にもつなげたいと考えています。 郷土愛を育む教育の充実を Q  夢のある東近江市の創生について、 @ 団塊世代が75 歳を迎える2025年を見据えたサービス基盤、人的基盤の整備は。 A国を愛する教育の充実が大切と考えるが見解は。