日本共産党議員団 田郷 正 市長3期目の基本政策は Q  市長の基本姿勢と予算編成について、 ①うそをつく、ごまかす、隠す、忖度する政治家と官僚、官僚と業者が癒着している金権腐敗政治への考えは。 ②大型公共事業優先、企業優遇で市民生活を守る施策が後景に押しやられている。「福祉の増進」を掲げるのであれば、偏った予算は見直すべきでは。 A  ①政治家、官僚にかかわらず法律に違反していれば当然罰せられるべきで、法律の下で適正に判断されるものと考えます。 ②一貫して市の発展と市民福祉の増進をめざし、経済、農業、観光振興、都市基盤整備など、10年20年先を見据えた施策に取り組んできました。偏った予算編成とは全く考えていません。 新型コロナ感染症対策は Q  市長が最重要課題として掲げている「新型コロナ感染症対策」推進について、 ①介護施設や福祉施設、保育施設関係者の定期的なPCR検査が必要では。 ②ワクチン接種には高齢者や障がい者などへのきめ細かい対応や施設入所者などへの個別接種が必要では。 ③売上回復キャッシュレス決済ポイント事業に1億円も予算化しているが、導入できない店舗への支援策こそが必要では。 A  ①総合的に勘案して定期的なPCR検査実施は考えていません。 ②介護施設などの入所者を最優先に巡回接種をします。 ③システム導入に使える補助制度を設けています。 子ども・子育て対策は Q  子ども子育て対策について、 ①「待機児童ゼロ・学童の整備充実」を公約しているが、待機児童解消の具体策は。 ②「保育士の処遇改善と人材確保に向けた支援」を打ち出しているが、具体策は。 A  ①定員の見直しや幼稚園での預かり保育を拡充して待機児童の解消を目指します。 ②潜在保育士の掘り起こしや保育士宿舎借り上げ支援などをしていますが、人材の確保は困難な状況です。保育士確保のためにも処遇改善を図っていきます。 YouTube東近江市議会チャンネルをご覧ください!  毎年開催している「市民と議会の意見交換会」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、対面での開催に代えて、YouTubeで動画を配信しています。  今回の動画では、議員の仕事内容や各常任委員会の取り組みなどについて紹介しています。議員が手作りで動画作成をしていますので、ぜひご覧ください。 公明党 𠮷坂 豊  副次都市拠点である能登川中心部の開発は Q  能登川駅周辺の人口増に対する長期ビジョンは。 A  本市の都市計画マスタープランでは、新快速の停車する能登川駅へのアクセス向上を図り、商業施設やレジャー施設、病院などの都市機能が充実した居住の利便性、快適性を高めることとしています。 Q   駅周辺のマンションや宅地開発などにより人口増が見込まれるが、教育施設などの現状と今後の方向性は。 A  能登川南小学校の現校舎は750人程度の受け入れが可能で、来年度の児童数は640人を予定しています。  能登川南こどもの家(学童)は、来年度146人の入所申し込みがあり、全員の受け入れが可能です。  能登川地区の幼児園と保育園は合わせて6園あり、来年度の入所定員572人に対して入所園児数573人を予定しています。  つどいの広場は現在、つくし児童館と能登川子育て支援センターの2カ所で、受け入れには余裕がある状態です。  今後、人口の増加により、施設が不足することも考えられますが推移を注視し適切に対応します。 新政無所属の会 井上 均 少子化、若い世代の転出超過の対策は Q  拍車のかかった少子化、若い世代の転出超過、子育て世代の流動化に対して強力な補正予算を組む考えは。 A  コロナ禍でさまざまな課題が浮き彫りになる中、地方の豊かな暮らしに目が向けられるチャンスでもあると捉えています。若い世代や子育て世代に本市の素晴らしさを呼び掛け、若い世代を意識した政策的予算を考えています。 地域への愛着を醸成する社会教育事業について Q  若者が自立、協働、創造をキーワードに学び合える社会教育事業の具体的な事例と今後の強化策は。   A  やまの子キャンプでは青年リーダーとして経験を積み段階に応じて活躍の場を広げてくれています。また、成人式では新成人による実行委員会が企画運営する中で、地域の人や文化に触れながら本市の良さを見直す機会となっています。  今後は、事業に関わった方たちがその経験をいかせるよう働きかけ、ネットワークを広げることで市内のさまざまな事業につながる取り組みを検討します。  また、郷土について学び、地元の行事を体験するなど、地域の中での学びや成長を支えていくことが大切と考えています。