太陽クラブ 辻 英幸 分かりやすい案内表示を Q  中心市街地活性化事業は来年の3月で第1期計画が終了し、4月からは第2期が始まるが、第1期計画の目標に対する達成状況と評価を問う。 A  3つの目標のうち「居住」に関しては目標値に未達ですが、中心市街地の人口は増加しており一定の成果はあったと評価します。  「にぎわい」に関する目標である歩行者・自転車の通行量について、平日は未達でしたが休日は達成しており、取り組みの効果が現れているものと考えています。  「商業」の目標指標である八日市駅周辺および商店街での新規出店数は47店と目標を大きく上回りました。これは駅前ホテルの開業が成果につながったものと評価しています。 Q  「JR能登川駅から能登川アリーナまでは直線道路1本なのになぜか遠回りしている高校生の集団を見かける」との話を聞いた。改札口から目立つ場所にアリーナや図書館、支所といった主要な施設が東口に出るのか西口に出るのかが分かるような案内表示を作成するなど改善の余地があるのでは。 A  能登川駅改札口前には日本遺産案内図や電子看板など多くの案内板が掲示されています。ご指摘のとおり来訪者にとって、さらに分かりやすいものとなるよう協議していきます。 太陽クラブ 戸嶋 幸司 学力は向上しているのか Q  過去の一般質問においても数多く取り上げられてきた全国学力・学習状況調査の結果について、ここ数年滋賀県の順位はあまり変動することはなく、また本市の平均値も同水準のままである。  @ここ数年の調査結果を踏まえた教育長の所感は。  A課題と今後の展望は。 A  @今年度は学習状況調査で、長期におよぶ休校の影響で規則正しい生活が送れなかったと回答する児童生徒が全国や県に比べて多かったことも一つの要因とは考えられます。知識を相互に関連付けて、より深く理解しているかをみる問題が多くなり、情報を関連付けて考える授業づくりが十分ではなかったものと考えています。  A学力向上に向けた取り組みは一定の成果はあったと認識していますが、各校における教員の指導や授業改善が十分には浸透せず、学校間、教員間でのばらつきが見られたことは課題と捉えています。  結果を受け、今回はクラス単位でのきめ細やかな分析を行い、個々の課題に応じた手立てを講じるよう努めています。  今後も、小学校では「個に応じた少人数指導」や「教科担任制」の導入、小中学校ではICT活用による調べ学習や個別学習など学びを深める活動を推進していきます。 無会派 大洞 共一 接種率の向上を Q  今回のコロナワクチン接種は国から地方自治体に丸投げと揶揄されているが、新型コロナウイルス感染症を抑え込むための方策はワクチン接種であり、感染症予防が進むのは、地方自治体の力量といっても過言ではない。  60代以上の2回目接種率が90%以上であるのと同様に、全世代(10代以上)の接種率を90%に近づけていくべきと考える。  接種率は高ければ高いほど安心できるが、本市の目標は。 A  本市の接種率の目標については、開始当初は70%を目標として実施計画を策定しており、6月には80%を目標としました。今後、対象者の年齢が拡大されるため、目標については、可能な限り高めていきたいと考えています。 Q  10代・20代の接種率が低いが対策は。 A  ワクチン接種は、重症化しやすく死亡リスクの高い65歳以上の高齢者から優先的に接種を行いました。10代・20代は、約2カ月遅れで始まったため当初は接種率が低くなっていましたが、11月末現在、10代の1回目接種率は80%で2回目76.4%。20代の1回目接種率は82.6%で2回目は80.9%となっています。今後もより一層、接種率を高めるよう呼びかけていきます。 公明党 竹内 典子 誰一人置き去りにしない Q  災害時に自力で避難が困難な高齢者や障がい者の方たちを「避難行動要支援者」と言うが、その方たちの「個別避難計画」を作成することが自治体の努力義務となった。  @現時点の避難行動要支援者への対応は。  A今後の個別避難計画に対する取り組みは。 A  @避難行動要支援者名簿を作成し、同意を得られた方の名簿を自治会および民生委員・児童委員に提供し、平常時の見守り活動に活用しています。   今年度からインクルージョン・マネージャーを配置し、地域に出向いて情報提供を行い、来年度からの計画作成の準備を進めています。  A要支援者の心身の状態やハザードの状況などにより、計画作成の優先度を判断し、リスクの高い方から進めていきます。 Q  子宮頸がん予防ワクチンの定期接種について積極的勧奨が再開された。改めて全対象者に分かりやすい案内を送付する考えは。また、接種機会を逃した方へのキャッチアップ接種が決定した時の接種機会は。 A  積極的勧奨について情報提供を行うとともに、対象者には改めて通知をする予定です。  キャッチアップ接種については国の方針に迅速に対応できるよう体制を整えています。