フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■5/28  能登川博物館でホタルの観察会があり、市内外から親子20人が参加しました。  講師は、ホタル観察会でおなじみの山本雅則さん。ゲンジボタルとヘイケボタルの特徴や光り方の違いなどについて学んだ後、近くの河川にホタルを探しに行きました。  当日は絶好の観察日和。子どもたちは、ゆっくり発光するゲンジボタルを見つけ、「ホタルいた!」とはしゃいでいました。  また、博物館周辺でヘイケボタルを観察し、ゲンジボタルとの光り方の違いを体感しました。  近江八幡市から参加した山ア彩佳さん(中学3年生)と弟の遼輔くん(小学4年生)は、「初めてホタルを見ました。発光するホタルは、とてもきれいで、また見たいです」と暗闇にきらめくホタルに大喜びの様子でした。 ■5/9 「ただいま」が言えるもう一つの家族と出会う  農家民泊で神戸市の中学生を受け入れ  農家のおうちに都会の中高生がショートステイする「農家民泊」。本市では、「ただいまステイ東近江」と称し、各家庭や地域団体の協力のもと、主に中高生を対象とした全国各地の教育旅行を受け入れています。コロナ禍での中止が続いて今回の受け入れは、2年9カ月ぶりとなりました。  子どもたちは、家庭料理づくりや農作業を体験。地域の自然や歴史を学び、受け入れ先の家族と交流を深めます。コロナ禍のため日帰りでの実施でしたが、子どもたちにとってはかけがえのない思い出となり、受け入れ家庭の皆さんにとっても地域の魅力に改めて気付くきっかけになったとの声も聞かれました。    愛東外町の植田茂太郎さん宅では、中学3年生の4人がタケノコ狩りやお茶摘みを体験したあと、握らないおにぎり『おにぎらず』作りを和気あいあいと楽しみました。来訪した蓮池美心さんは、「タケノコの皮をはいだり、茶摘みをするのは初めての体験で楽しかったし、農業に興味がわきました。普段は料理をしないけれど、今日習った料理は、お昼ご飯に作りたい」と笑顔で話してくれました。 ■5/8・21 地域おこし協力隊がこれまでの活動を報告  永源寺地区在住で、地域おこし協力隊の國分良高さんと家田俊平さんがそれぞれ活動報告会を開催しました。  國分隊員は、昨年4月からの活動を振り返り、「充実した一年だった。地域の山に関わり、山がにぎやかで健康になっていくような取組を続けたい。木製品の販売につなげたい」と意欲を見せました。  家田隊員は、自宅に設置した囲炉裏を囲んでの報告会。これまではコロナ禍で報告会が開催できず、今回2年3カ月間活動してきた林業を中心とした取組について報告し、「協力隊卒業後も地域に貢献し、森林を大切に思いながら林業に取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。 ■5/11 育て、収穫し、食べる「たんぼのこ体験事業」を実施  市内の小学生が田植えから稲刈り、食事までを学ぶ「たんぼのこ体験事業」が今年度も始まりました。この事業は、小学生を対象に「育て」「収穫し」「食べる」という一貫した体験学習を通して農業への関心を高めるとともに、生命や食べ物の大切さを学んでもらうことを目的に実施しています。  5月11日には、御園小学校の5年生67人が、地元の農業委員や地域のボランティアから指導を受けながら田植えを行いました。  田んぼに入ることに戸惑いを見せていた子どもたちは、次第に真剣な表情をのぞかせ、一株ずつ丁寧に植えていきました。田植えが終わると、児童代表の柿田澪里さんと久保田智揮さんは、「田んぼに苗を植えてみて楽しかったです。教えてくださってありがとうございました」と農業委員やボランティアの皆さんに感謝を伝えました。  本事業は、9月頃に児童らで収穫を行い、その後各校で自分たちが育てたお米を炊いて食べるまでを体験します。