フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■10/10 近江商人ゆかりの芸術に触れる 商家の美術展が開催中  今年生誕150年を迎えた山元春挙や邨松雲外などの近江商人ゆかりの画人や商家に伝わる美術品などを展示する「商家の美術展」が近江商人博物館で開催されています。原田西湖の「驢馬を牽く女」をはじめ、美しい日本画や書の作品など、28点の作品が来館者を楽しませます。福井瞳学芸員は、「商いのことはよく語られる近江商人ですが、芸術・文化にも造詣が深かったことはあまり知られていません。今も近江商人屋敷には数多くの美術品が残り、このような地域はなかなかありません。ぜひ、多くの人に近江商人ゆかりの美術のことを知ってほしい」と呼びかけました。会期は12月11日(日)まで。皆さんも一度、足を運んでみてください。 ■9/30 ちどり幼児園で交通安全教室 はがきに交通安全の願いを込めて  ちどり幼児園で交通安全教室が開催され、5歳児の園児が横断歩道を渡るときの注意点や交通ルールの大切さを学びました。  この日は、東近江警察署の佐野智洋巡査部長が横断歩道の渡り方を実演。子どもたちに、左右を確認して手をあげて渡ることの大切さを伝えました。  その後、園児たちは交通安全を願って描いたはがきを持って能登川港郵便局へ出発。園児たちは二人一組になって慎重に横断歩道を渡り、郵便局に到着すると交通安全の願いを込めたはがきを一人ずつポストに投函していきました。  村田慶次くんは、「はがきには、じいじとばあばが横断歩道を渡っている絵を描きました。明日からも交通ルールを守って横断歩道を渡ります」と話してくれました。 ■10/1 聖徳太子ゆかりの社寺が期間限定でライトアップ  昨年に引き続き、今年も東近江地域にある聖徳太子ゆかりの社寺が期間限定(10月1日〜12日)でライトアップを行いました。  会場の一つである瓦屋禅寺では、境内のライトアップやレーザーサーチライトの照射、プロジェクションマッピング、夜間参拝を実施。赤や青の光が境内を幻想的な雰囲気に包み込み、庫裏は紅葉や光の波のプロジェクションマッピングで彩られました。  また、今回のライトアップ中に限り授与される特別な御朱印もあり、市内外から多くの参拝者が訪れ、静寂に包まれた美しい風景を楽しまれていました。  栗東市から訪れた廣岡友美さんは、「昨年に続きライトアップを見に来ました。モミジのプロジェクションマッピングがとてもきれいで感動しました」と笑顔で話していました。 ■10/9 ヘムスロイド村開村30周年記念 杜の音楽会でスウェーデン音楽に魅了  へムスロイド村開村30周年を記念して、同村で杜の音楽会が開催されました。  当日は、雨が降り少し肌寒い天候でしたが多くの観客でにぎわいました。会場では、村内の工房で木工制作に取り組んでいる田中智章さんが手作りされたバードコールが記念品として来場者一人一人にプレゼントされました。  日本ではあまりなじみのない北欧スウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」。ステージでは、ニッケルハルパやフルート、フィドル(バイオリン)によるスウェーデン音楽の演奏や歌が披露されました。また、スウェーデン衣装をまとった踊り手とのコラボレーションも観客を魅了していました。  家族と来ていた田島光さん(御園小学校1年)は、「楽器の音が変わっていた。踊り手の衣装が可愛くて着てみたい」と軽快なリズムに乗りながら話していました。  素朴ながらも温かなスウェーデン音楽が、森や観客を優しく包み込み、素敵な時間が流れていました。