■第60回東近江元旦健康マラソン 一年の健康は元旦にあり ●歴史の始まり  元旦健康マラソンが初めて開催されたのは、昭和38年1月1日。当時の八日市市陸上競技会会長の谷宇一郎さんや同協会有志により開催された「谷杯争奪元旦マラソン」が始まりです。中央公民館前を発着点として、松尾神社を経て瓦屋寺を折り返すコース(全6q)で、18人の選手が参加しました。 ●受け継がれる歴史  昭和56年の第19回大会からは、「八日市市元旦健康マラソン」に名称を変更。競走だけでなく広く健康づくりも意識したコースに変更されました。元五輪選手の沢木啓佑選手をはじめ、君原健二、寺沢徹、宇佐美彰朗選手など日本の名だたる選手を特別招待し、盛大に開催してきました。  平成5年の第31回大会からは、布引運動公園体育館(現在の総合運動公園布引体育館)を発着点とするコースへと全面変更し、参加者数も1000人の大台を超えました。  また、平成23年の第49回大会には、陸上競技場の布引グリーンスタジアムを発着点とする本格的なコースで開催。過去最多1236人のランナーの参加でにぎわい、現在まで引き継がれています。 ●60回目の記念大会  半世紀以上の長い歴史を誇るこの大会は、本市の生涯スポーツの普及・振興に大きく貢献してきました。3年ぶりとなる今大会は、60回目の節目を迎えます。  この日に向けて練習を重ね、体調を整えてきたランナーが自然豊かな東近江路を快走する雄姿を皆さんで応援し、2023年の健康を願いましょう。 ●東近江市陸上競技協会 小林 優 会長(沖野一丁目)  大晦日夜8時、準備を終え「いよいよ」と胸弾ませた第1回大会。第12回大会では五輪選手を招待するために奔走。第1回大会優勝者として選手宣誓を行った第50回大会など、元旦マラソンとともに自身が歩んできた68年の陸上競技生活がよみがえってきます。  元旦マラソンは、私にとって特別な大会であり、街頭から送られる声援も力となります。還暦を迎えた今大会も全力で楽しみたいと思います。   問=スポーツ課 IP=050‐5801‐5674 ファクス=0748‐24‐5571