東近江市中学生議会 〜 私たちが考える まちの未来 〜  11月6日、初めての東近江市中学生議会が開かれました。  この中学生議会は東近江市PTA連絡協議会と市議会議員有志でつくる実行委員会が主催したものです。  市内8中学校から選ばれた21人は7月から中学生議員となり、事前研修としてオリエンテーションや市内にあるコミュニティカフェ、介護施設などへの視察、担当部への聞き取り調査を実施。それぞれが質問を行うテーマを見つけ、11月6日の本番に向けて原稿を練り上げました。  本会議では、中学生議員が議長、進行役などの役割に就き議事を進行。代表として12人の中学生議員が登壇し、市長をはじめ、教育長や各担当部長へ学校、福祉、観光、まちづくりに関することなど、さまざまな観点から提言や質問を行いました。  どの質問も地域愛や思いやりにあふれる素晴らしい内容であり、議場という緊張する場でも堂々と、真っ直ぐに自分たちの思いを伝える中学生議員の姿に、傍聴に来ていた多くの人が感銘を受けました。 中学生議会の目的は? @地域の課題に関心をもってもらい郷土愛を育む A社会の問題に対して、自ら考え行動するきっかけにする B市政や市議会の仕組みを学ぶ場にする 一般質問項目 @ 学校のグラウンドの芝生化について A ひとり親家庭の高校生の通学費補助について B 重度の要介護高齢者を介護する家族への支援について C 少人数学級の導入について D 中高生世代に東近江市の魅力を伝えることについて E 東近江市の知名度をもっと上げるための方策について F 東近江市の自然と共存した観光政策について G 東近江市の人口増加に向けて H 東近江市内の中学校の制服の改定について I 東近江市の宝を守っていくことについて J 気軽に世代交流できる場所をつくることについて K 障害があっても居心地がよく住みやすい東近江をつくることについて 五個荘中学2年 中嶋 莉緒 さん  中学生議員を通して、自分の意見が言えるようになりました。将来の東近江のことを考えることも楽しかったです。 五個荘中学2年 橋本 朱莉亜 さん  事前研修で東近江の良さや課題を知ることができ、未来を担う私たちが議場で意見を言えたことを誇りに思います。 能登川中学2年 田附 蒼 さん  本番は緊張しましたが、終了後はとても達成感がありました。できれば、中学生議員をまたやってみたいです。