一 般 質 問  12月9日、12日、13日に21人の議員が一般質問を行いました。質問と答弁の概要をお知らせします。また、議会ホームページでは、インターネットによる動画配信も行っています。 公明党 竹内 典子 子どもたちへ支援を Q 平成29年に施行された教育機会確保法では、不登校の児童生徒の休養の必要性を認め、学校以外での学習において国や自治体が支援を行うために必要な措置を講ずると明記されたが、  @不登校支援に取り組む団体が発行したサポートブックについての見解は。  Aフリースクール利用支援補助金制度の創設は。 A @不登校などに悩む子どもや保護者の孤立を防ぐこと、学校以外にも教育の機会が確保されるよう選択肢を増やすことなどを目的に、フリースクールや公的相談機関が掲載されています。個々の状況により、それぞれの児童生徒に適した支援が選択できるようにわかりやすくまとめられていると認識しています。  A本市では、まず児童生徒成長支援室へつなぐことや支援内容の充実に努めており、新たな補助金は考えていません。 Q 国が実施する出産子育て応援交付金事業の制度内容は。伴走型相談支援を実施する課題は。 A 妊娠届出時の面談後に5万円、出産後の乳児家庭訪問による面談後に5万円の給付が計画され、次年度以降も継続されます。  課題としては、助産師、保健師など専門職の人材確保です。 公明党 吉坂  豊 あなたのアイフレイルは大丈夫? Q 本市の小中学校での冷水機の設置数と今後の取り組みは。 A 小中学校での飲料水は水筒持参を基本としており、冷水機の設置はしていませんが、夏場は市内業者のご厚意により、各学校にウォーターサーバー1台を無償で提供いただいています。学校では、職員室や保健室に設置し水筒への補給や部活動の水分補給などに有効に活用していることから、今後もこのような形で継続したいと考えています。 Q アイフレイルは、加齢に伴って目が衰えてきたうえに、さまざまな外的ストレスが加わることによって目の機能が低下した状態、またリスクが高い状態のことをいうが、本市の取り組みは。 A アイフレイルの内的要因の一つとして、糖尿病や高血圧などの生活習慣病があり、早期発見や重症化予防に取り組んでいます。  糖尿病やその疑いのある人は、合併症である糖尿病網膜症により失明に至ることもあるため、保健指導とともに、眼科を定期的に受診することを勧めています。  特に疾病や自覚症状がない場合でも40歳を過ぎたらセルフチェックの実施とともに、眼科での定期受診の大切さをあらゆる機会を通じて、今後も啓発していきます。 東近江市民クラブ 森  鉄兵 野外体験活動は大切 Q コロナ禍で人と人とのつながりが希薄化し、TCT機器に触れる時間が増えつつある今こそ、自然との触れ合いや野外活動を通じて、子どもたちの豊かな感性を育むことが大切だと考えるが、本市の青少年教育について、  @野外活動の重要性は。  Aどのような野外活動を実施しているのか。 A @本物の自然の中での体験活動は、普段子どもたちが触れる機会の多いバーチャルな世界と異なり、人と人、人と自然が交わることで、子どもたちの自立性、協調性、創造性を養い、生きる力や心の豊かさを育むことができる大変有用な活動であると考えています。  また、本市においては、野外活動を通じて人材育成を図っており、次代を担う人材を育成する上でも重要な活動だと考えています。  A主な事業としては、毎年夏休みに実施している「東近江やまの子キャンプ」があります。コロナ禍のため、昨年度から宿泊キャンプをデイキャンプに変更して実施していますが、川遊びや森探検、イワナつかみのほか、一人一人が焚火台を使用して自分で食事をつくる体験ができます。また、普段出会えない仲間と交流することで、コミュニケーションを積極的に行うことにもつながっています。