フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ■2/2 横断歩道を渡るときは手を挙げて 赤鬼と学ぶ交通ルール  ひまわり幼児園の4歳児約60人が、節分にちなんで赤鬼と一緒に交通ルールを学びました。  園児らは模擬信号機や横断歩道マットを使って交通ルールを学んだ後、近くの自動車販売店を歩いて訪問し、園児らの似顔絵が描かれた交通安全祈願の飾りをプレゼントしました。  飾りを受け取った店長の瀧山賢一さんは、「車は便利だけど危ないものだから気を付けてくださいね」と園児らに優しく伝えました。参加した柴田侑太朗くんは、「横断歩道を渡るときは、右と左を見て、ちゃんと止まります」と元気に答えていました。 ■2/4 東近江のガオさんとガオの遣いたちが3年ぶりに出現 ガオさんがくるぞ!大作戦  「親の言うこと聞いてるか」「悪いことをしていないか」と子どもたちの前に現れたのは、八日市地区を中心に古くから伝わる戒め妖怪「ガオ」をキャラクター化した「東近江のガオさん」とおよそ10体のガオの遣いたち。  「ガオさんがくるぞ!大作戦」は、地元有志で構成される団体「ほない会」が平成20年から実施しているイベントで、子どもたちを戒めにガオさんたちが家庭を訪問するものです。コロナ禍の影響で家庭への訪問を自粛していましたが、今年は3年ぶりに屋外イベントとして復活しました。  野々宮神社では、びわこ学院大学の和太鼓部「雷神」による演奏に合わせて、ガオさんたちが登場。ガオさんに声をかけられた子どもたちは、必死に親にしがみついたり大声で泣き出したりしながらも「悪いことはしません」とはっきり答えていました。家族と来ていた井上星乃花さん(小学2年生)は、「『ちゃんと言うことを聞きます』とガオさんと約束しました」と怖がる妹の花音さん(2歳)をかばいながら話してくれました。  その後、ガオさんたちは、子どもに声をかけながら八日市ほんまち商店街を抜け、ショッピングプラザアピア4階まで練り歩きました。 ■ちょっと昔にタイムスリップ 昔のくらし体験  小学3年生の社会科で学習する「昔のくらし」にあわせて、能登川博物館で「昔のくらし体験」が実施されました。  この日は、蒲生西小学校の3年生が来館しました。ボランティアの皆さんと一緒に児童たちは、昔の灯りについての話を聞き、LEDや白熱電球、菜種油やろうそくを使った行灯のほのかな灯りなどの明るさを体感。その後、グループに別れて明治・大正時代や昭和40年代の部屋を再現した展示を見学したり、七輪で火起こしを体験したりしました。児童は、なじみのない数々の道具を前に興味津々の様子でした。  体験を終えた村井皇太くんは、「七輪で新聞紙が燃えていくのはびっくりした。テレビが今と違って、(明治・大正時代の)部屋にあるものも全部木でできていて面白かった」と目を輝かせていました。 ■華やかに春を彩る 商家に伝わるひな人形めぐりが開催中  近江商人の商家に受け継がれてきたひな人形などを紹介する「商家に伝わるひな人形めぐり」が、今月19日(日)まで五個荘金堂町を中心に開催しています。  各施設では、約160年前の御殿飾りなど伝統的なひな人形や、五個荘地区に工房を構える雛匠東之湖さんが制作する現代の創作雛など約90組を超えるひな人形が展示されています。  また、この日は3年ぶりに「にんげんひな絵巻まつり」がオープニングイベントとして開催され、市の観光大使や地元の学生がきらびやかな衣装のお内裏様やお雛様、五人囃子などに扮して、来訪客を迎えました。  三人官女に扮した淡海書道文化専門学校の池守皐さん(2年生)は、「日本の文化を体験できて楽しかったです。いい思い出になりました」と笑顔で振り返りました。