■Pick UP 都市計画道路小今建部上中線(聖徳工区)が開通 市街地の混雑緩和 さらに便利に ●聖徳工区の事業概要 都市計画道路小今建部上中線(聖徳工区)が4月13日に開通しました。中心市街地を外周する環状道路「都市計画道路小今建部上中線(通称:外環状線)」のうち、聖徳工区は、市道建部北金屋尻無線(通称:ひばり通り)から市道八日市芝原線(通称:大凧通り)までの区間約780メートルです。 この区間の開通により、中心市街地へのアクセスが向上し、交通の円滑化につながるほか、市内の慢性的な渋滞緩和が期待されます。また、道路の両側には、歩行者などが安全安心に通行できる自転車歩行者道が整備されています。 ●DATA 整備区間:ひばり丘町〜東今崎町まで 事業期間:平成23年4月〜令和5年3月 道路幅員:全幅22メートル(片側2車線、両側歩道) 総事業費:22億5,000万円 ●今後の計画 今後は、大凧通りの交差点から西側において、近江鉄道線と交差し、主要地方道彦根八日市甲西線に接続する区間(今崎工区)の道路整備を進め、周辺地域とのアクセスが向上し、新たな交流とにぎわいを創出します。 問=道路課 IP=050‐5801‐5650 ファクス=0748‐24‐5578 ●地元の声を伺いました 以前は道幅が狭く、車がすれ違うのが難しいなどの危険がありました。開通により道幅が広くなり、交通の利便性が良くなると期待しています。また、歩行者道があり、安全に道を通行できるので、利便性とあわせて安全性も周知することが必要だと感じています。 南部地区まちづくり協議会 南部地区自治会連合会 ひばり丘第3自治会  森 基一 会長 ●まちなかポケットパーク整備事業 道路整備で余った土地を公園などに有効活用する取組。ものづくりを通して道路づくりに興味を持ってもらうことを目的に、八日市南高等学校や市の道路課、地元の建設会社などが協力し整備しました。 道路を彩るまちなかポケットパーク整備事業に参加して、公園を作る作業は、体力的にも技術的にも大変でしたが、自分たちの設計したデザインや造成が形に残ることは嬉しく、貴重な体験になりました。ポケットパークに手形を残せたことが誇らしいです。  自分が関わったこの道路がこの先もずっと多くの人に利用されることを期待しています。 八日市南高等学校3年生 花緑デザイン科 ランドスケープ班  田中 栄昇さん 北 風音さん