フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●滋賀学園高等学校が全国や世界を舞台に躍動  滋賀学園高等学校のジャズオーケストラ部、硬式野球部、陸上競技部の落合晃選手が全国大会や世界大会ですばらしい成績を収められました。 ◯すばらしい演奏で栄冠 ジャズオーケストラ部 古川華莉菜さん(元部長)・渡邊樹希さん(演奏部長)  ジャズオーケストラ部は、8月24日に神戸市で開催された「中高生ジャズの甲子園」と言われる「JAPAN STUDENT JAZZ FESTIVAL 2024」に出場し、優秀賞および特別賞「神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校特別賞」を受賞されました。 ・受賞した今の心境は 古川 ジャズオーケストラ部は、甲子園に出場した硬式野球部の応援のあと、コンクールまで4日程度しか準備期間がありませんでした。まさか優秀賞と特別賞が取れると思っていなかったので、名前を呼ばれたときは信じられなかったです。 ・甲子園での演奏の思い 古川 野球の応援では、暑さや雨の心配をしながら、一緒に応援してくれた他校の生徒や市内の中学生など50人以上の大所帯をまとめるのに苦労しました。 渡邊 自分たちの演奏で選手たちのパフォーマンスが少しでも上がればと思って演奏しました。 ・演奏の機会は 渡邊 2020年に部が発足して以来、ありがたいことにステージに立つ機会は年々増えています。中でも地元で開催されている「びわこジャズ東近江」は、自分たちの原点として特別な思いがあります。来年の演奏が楽しみです。 ◯声援を力に甲子園でベスト8に進出 硬式野球部 門田侑也さん(元主将)  7月に全国高等学校野球選手権滋賀大会で優勝し、8月に甲子園球場で開催された第106回全国高等学校野球選手権大会に出場。初戦から快進撃を続け、見事ベスト8に入りました。 ・大会を振り返って 門田 正直、全国の強豪と渡り合える力はないと思っていましたが、自分たちの能力以上のものが出せてベスト8まで勝ち進むことができました。いつも監督が言っていますが、日常生活で自分の部屋をきれいにすることや挨拶など、当たり前のことを毎日徹底してきた結果、野球の技術だけではなく、人間性やチームの色が出たのかなと思っています。 ・東近江市からの声援が届いていましたか 門田 たくさんの人から声援をいただいたお陰で毎日がすごく楽しかったです。甲子園に出場することで、こんなにも応援されていたのだと実感しましたし、応援の力をすごく感じました。最後まで応援してくださった東近江市の皆さんには感謝の気持ちを伝えたいです。 ◯日本新記録樹立の快挙 U20世界陸上競技選手権大会銅メダル獲得 陸上競技部 落合晃さん  7月31日に福岡県で開催された第77回全国高等学校陸上競技対抗選手権大会男子800メートルにおいて1分44秒80で優勝されました。また、8月にペルーで開催されたU20世界陸上競技選手権大会男子800メートルに出場し、見事日本勢初の銅メダルを獲得されました。 ・日本記録を樹立した瞬間の気持ちは 落合 素直にうれしかったです。6月のパリ五輪出場をかけた日本選手権では、日本記録と派遣標準記録に届かず悔しい思いをした分、インターハイでは目標としていたタイムを切れてうれしかったです。 ・活躍の要因は 落合 パリ五輪出場という目標を達成するために普段の練習内容から見直し、冬場のきつい走り込みに耐えてきました。その結果、自信がつき、モチベーションとともにタイムも上がりました。 U20世界陸上競技選手権大会の感想は 落合 世界の強さを体感しました。自分の思うようなレースができず、3位という結果は悔しかったです。また、次の大会で勝てるように頑張りたいと思える経験でした。  ・今後の目標は 落合 まずは来年、東京で開催される世界陸上、そして4年後のロサンゼルス五輪に出場してメダルを獲得することが大きな目標です。   ●今後の皆さんの更なる活躍を期待しています。