近江上布を使ったひな人形で地域の魅力を伝える 雛匠 東之湖(とうこ)さん
[2019年1月1日]
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雛匠 東之湖さん(本名:布施和信さん)(五個荘竜田町)
東之湖さんが手がけるひな人形は、平安時代から伝わる装束衣装の着方を基本としています。裁断から着付けまでの工程をほとんど手作業で行い、できるだけのりを使わず針やくぎを使いながら、実際に十二単を着ているような柔らかな雰囲気を醸し出しています。
早朝の静まった時間に、心を無にして人形づくりをしているという東之湖さん。「近江上布のひな人形を広めていくことで、もっと全国へ滋賀県をアピールし、地域の人たちが『自分たちのまちにはこんないいものがあるんだよ、こんないいところなんだよ』と地域の魅力を語れるまちになるよう、ひな人形づくりを続けていきたい」と話す東之湖さんの手から、多くの人を魅了するひな人形が作りだされます。