今に伝わる商家の伝統 武者人形めぐり 五個荘の近江商人屋敷4会場で、武者人形を展示する催しが始まりました。 この催しには、江戸時代から商家に伝わる約30点が展示されています。 中江準五郎邸に展示されているかえい6ねん(1853年)のものは、豊臣秀吉をはじめ、6人の家来からなる大がかりな武者飾りで、豪華でその繊細さが人目を引きます。 また、広い屋敷と五個荘商人の立派な本宅に飾られているため、重厚な中にも華やかな趣が伝わってきます。 会場には多くの人が訪れ、商家に伝わる伝統の武者人形を興味深げに眺めていました。 この催しは、5月15日(日)まで開催しています。 天然記念物「ハナノキ」 短い花期で見事に開花    4月上旬、桜の開花とともに、湖東の南花沢町、北花沢町地先で、カエデ科の巨木「ハナノキ」に濃い紅色の花が咲きました。 花の大きさは1pほどと小ぶり。 花弁は密生した形状で珍しく、開花期間も大変短いことから樹木愛好家の間では注目される植物です。 北アメリカから日本にまたがり遠隔分布することでも有名で、日本では岐阜や長野などに生育しています。  この地の「ハナノキ」は、分布域の最西端に自生する巨木であることから、国の天然記念物に指定されています。 珍しい花の開花をひと目見ようと、地域の人々も大勢見学。 中村市長も同地を訪れました。 外国の文化にふれよう クッキングと講演会 クッキングなどを通して外国文化にふれようという催しが、市立玉緒公民館でありました。 八日市国際交流協会が主催したもので、約40人が参加しました。 この日、調理の指導をしたのは、安土町国際交流員のカヴァリエレ・パオラさん。 来日して3年目となるパオラさんは、イタリアでもっとも家庭的な料理のバジルのスパゲティや魚介類のマリネ、ティラミスを慣れた手さばきで披露しました。 食後の講演会では、「イタリアといえばパスタやピザが有名だが、それ以外は余り知られていない。交流を通して、もっとイタリアをPRしていきたい」と話していました。 守れ、住民の生命と財産 市消防団入団式 4月2日、市消防団の入団式と結団式、初任教養訓練が、市役所別館と東庁舎駐車場で行われました。 入団式では、まず、うかわけいぞう団長から方面隊旗、分団旗が授与されました。 続いて、新入団員112人に辞令が交付され、団員たちは、緊張した面持ちで辞令を受けていました。 うかわ団長は、「市民の生活が安心安全であることを願っている。市の面積の半分は林野で山林火災が懸念されるので、予防活動にも力を入れてほしい」と訓示しました。 また、初任教養訓練も行われ、団員は訓練礼式や機械器具の取り扱い訓練に取り組みました。