●市の八景・八選  八景(1)  市内の美しい景色や景観と、風俗・伝統行事・郷土芸能などの中から心のよりどころとなるものや、これからも市の誇りとして残していきたいものを市民のみなさんから募集し、その中から選定されたものです。 ★太郎坊宮  巨岩が露出した標高350mの赤神山(あかがみやま)の中腹にある通称『太郎坊宮』は、『太郎坊さん』の名で市民に親しまれています。約1400年前の開基と伝えられ、勝運授福の神として崇められています。また、厄除け・開運・商売繁盛にもご利益があるとされ、初詣をはじめ、お火焚(ひたき)大祭など年間を通じて多くの参拝者が訪れます。 ★永源寺  臨済宗永源寺派の総本山で、鎌倉時代に寂室元光(じゃくしつげんこう)和尚が伽藍(がらん)を建立したのが始まりといわれています。県の重要文化財に指定されている山門をはじめ、渓谷の両岸や参道一帯にはモミジ・カエデ類が多く、県内でも紅葉の名所のひとつにあげられ、秋には多くの観光客で賑わいます。愛知川の流れを朱に染める秋の風景の美しさは格別です。 ★栗見出在家から見る輝くびわ湖  滋賀県の面積の約6分の1を占めるびわ湖は、数多くの固有種がみられるように、その誕生以来、様々な生物をはぐくんできた日本最大の湖です。東近江市の北端に位置する栗見出在家町からは、四季折々の美しいびわ湖を見ることができます。特に、湖面が朝日や夕日に照らされて輝く景色には風情があります。 ★石塔寺  阿育王山(あしょかおうざん)という山号で、開基は聖徳太子によると伝えられている天台宗の寺院です。境内には無数の石仏や五輪塔の中にひときわ目立つ三重石塔がそびえ立ち、周囲にも何万という数の五輪塔や石仏の群が埋めつくしています。奈良時代前期の作とされる三重石塔は、日本最古・最大のもので国の重要文化財に指定されています。また、三重石塔は古代朝鮮の建築法によるものとされ、大陸的な異国情緒が漂っています。 ここでは、市の『八景・八選』を写真とともに隔月で4回に分けて紹介していきます。 次回は、『八景(2)』として「御池岳(おいけだけ)・五個荘金堂町の町並み・百済寺・湖東平野の眺望」を7月号で紹介します。 広報ひがしおうみ 5月号  平成19年5月1日発行(通巻28号)  編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 電話0748-24-1234 電話0749-46-2100 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 経費節減と印刷工程短縮化などのため、閉じ穴は開けておりませんのでご了承ください。 広報ひがしおうみは、古紙配合率100%再生紙に、環境に配慮した大豆油インキで印刷しています。