●まちのスケッチ ★4月28日 さわやかな新緑の息吹を感じ、千草越(ちぐさご)え  「わがまち探訪フィールドワーク『千草街道を往く』」  永源寺地区から三重県菰野町へ続く「千草街道」を舞台に、ふるさとの良さを再発見する催しがありました。これは、永源寺地区まちづくり協議会が昨年に引き続き開催したもので、市内外から約140人が参加。  今回は、この街道をいつまでも愛してもらおうと、街道沿いに市の木「イロハモミジ」の苗木11本を植樹しました。  参加者は、さわやかな新緑の息吹を感じながら、同協議会と地元甲津畑町の人たちが木を敷き詰めて整備した橋を渡ったり、渓流にある大きな石を足場にして約15キロのコースを楽しみました。 写真:地元ボランティアにより整備された木の橋を渡る参加者 ★5月4日 豪快に下る400キロの神輿  「迫力ある奇祭『伊庭の坂下し祭』」  山の急斜面で重さ約400キロもある3基の神輿を引きずり下ろす「伊庭の坂下し祭」が伊庭町の繖山でありました。  これは、山腹の繖峰三神社から、ふもとにある大鳥居まで標高差約170メートル、全長約500メートルの斜面を4時間近くかけて豪快に引きずり下ろす、200年以上の歴史がある奇祭です。  最大の難所「二本松」は岩が露出する絶壁で、落差は約8メートル。若衆が神輿の向きを定め、「せーの」の掛け声とともに一気に下ろすと、見守っていた観客からは拍手と歓声がわき起こりました。 写真:難所「ニ本松」で観客がかたずをのむ中、むき出しの岩場を下っていく神輿 ★5月16日 薄紫色のフジに園児が大喜び  「平田幼稚園児が御澤神社のフジを見学」  平田幼稚園の園児約40人が御 澤神社(上平木町)を遠足で訪れ、 薄紫色の花をつけたフジを見学するなど春の一日を楽しみました。同神社で最も古いフジは約50年前に植えられ、長いもので1メートル以上垂れ下がる花房が境内を彩ります。   今年は天候に恵まれフジの最盛期は例年より早く、当日は見ごろを過ぎていましたが、遠足を心待ちにしていた園児たちは「初めて見たのでうれしい」「あの花がきれい」と大喜び。宮司から神社の話を聞いたり、記念写真を撮った後、甘い香りが漂うフジ棚の下でお弁当をほおばっていました。 写真:フジで有名な御澤神社には、見ごろを迎えると多くの人が訪れます 広報ひがしおうみ 6月号  平成19年6月1日発行(通巻29号)  編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 電話0748-24-1234 電話0749-46-2100 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 経費節減と印刷工程短縮化などのため、閉じ穴は開けておりませんのでご了承ください。 広報ひがしおうみは、古紙配合率100%再生紙に、環境に配慮した大豆油インキで印刷しています。