●市の八景・八選  八景(2)  市内の美しい景色や景観と、風俗・伝統行事・郷土芸能などの中から心のよりどころとなるものや、これからも市の誇りとして残していきたいものを市民のみなさんから募集し、その中から選定されたものです。 ★五個荘金堂町の町並み  平成10年に全国で50番目の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。まちの中央を流れる水路には、地元住民が大切に育てる錦鯉が優雅に泳ぎます。白壁の土蔵や舟板塀が映る水路を色鮮やかな鯉が泳ぐ姿は、心を和ませます。近江商人の本宅が並び、風情あるまちなみには、年間を通じて多くの観光客が訪れます。 ★湖東平野の眺望  湖東地区に広がる湖東平野は、鈴鹿の山々から流れ出る愛知川と宇曽川に囲まれ、豊かな自然と田園が美しい風景を織り成します。地区東部の山や丘陵地からは、広大な景色が一望できます。特に、晴れた日には、輝くびわ湖の水面や、燃えるような美しい夕焼けを眺望することができ、自然の雄大さを楽しむことができます。 ★御池岳(おいけがだけ)  永源寺地域に連なる鈴鹿山脈の主峰・御池岳の標高は1,247mと市内最高峰で、県内でも伊吹山(米原市)、金糞岳(かなくそだけ)(長浜市)に次ぐ3番目の高さです。  頂上付近にあるオオイタヤメイゲツ林をはじめ、フクジュソウやイヌワシなど希少な動植物が生息しています。豊かな自然に恵まれ、四季を通じて美しく彩られます。 ★百済寺  聖徳太子により創建され、百済国の寺院を模したことから「くだらじ」とも呼ばれていました。湖東三山(百済寺・金剛輪寺・西明寺)の中で最古であり、国指定重要文化財の本堂や聖徳太子の自作とされる本尊十一面観音立像など古刹の風格が漂います。谷川の水が石の間を流れる池泉(ちせん)回遊式庭園、桜や紅葉も有名で多くの人が参拝に訪れます。  ここでは、市の『八景・八選』を写真とともに隔月で4回に分けて紹介していきます。 次回は、『八選(1)』として「八日市大凧・小幡(おばた)人形・引接寺(いんじょうじ)万燈供養(まんとうくよう)・ハナノキ」を9月号で紹介します。 広報ひがしおうみ 7月号  平成19年7月1日発行(通巻30号)  編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 電話0748-24-1234 電話0749-46-2100 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 経費節減と印刷工程短縮化などのため、閉じ穴は開けておりませんのでご了承ください。 広報ひがしおうみは、古紙配合率100%再生紙に、環境に配慮した大豆油インキで印刷しています。