●まちのスケッチ ★7月7日 テーマは「いのち」、大凧の図柄は「共生」に  「100畳敷八日市大凧の製作がスタート」  3年ぶりに新調される百畳敷八日市大凧の図柄が決まり、1か月におよぶ製作が始まりました。新しい図柄は「共生」。「いのち」をテーマに、応募のあった26点から選ばれた3点を参考に決定しました。大凧の特徴のひとつで語呂を合わせて読む判じもんは、上部に「喜」の文字、左右に描いた鷹を「よう」と読み、下部に力強い「生」の文字で「共生」となり「つながりたくましく 生きる喜び」を表現しています。また、製作を始める儀式「のりつけ式」では、約20人が和紙をのりで継ぎ合わせていきました。大凧製作には延べ六百人が必要で、8月中ごろに完成予定です。 写真:大凧は縦13m、横12mの大きさで、2008〜2010年の八日市大凧まつりで飛揚します ★7月1日 大正時代から伝わる郷土玩具に挑戦  「能登川公民館で「近江だるまづくり」」  和紙だけでできていることから全国的にも珍しい「近江だるま」を作る講座が能登川公民館でありました。大正時代から伝わる郷土玩具の良さにふれてもらおうと同公民館が3回シリーズで開催したもの。近江だるま保存会の指導で、7人が漫画的な表情の「男だるま」に挑戦。受講者は和紙を貼り合わせた白いだるまに下書きをした後、筆で目や眉、ひげなどを鮮やかに彩色し仕上げていきました。受講した林町の橋村新吾さんは、「和紙にしわがよらないよう貼るのが難しかったです。ほかの種類やサイズのものにも挑戦してみたいです」と楽しんでいました。 写真:鉛筆で顔を描いた後、見本と見比べながら、慎重に赤や青、黄色などで色を塗っていく受講者 ★7月7日 楽しく学び、元気な声で踊りの輪  「子ども江州音頭教室を開催」  滋賀県の代表的な民俗芸能で本市が発祥の地である江州音頭を楽しく学ぶ「子ども江州音頭教室」が南部公民館であり、小学生など約30人が参加しました。  これは昨年復活した地域の盆踊り大会で江州音頭を知らない人が多く、伝統文化に親しむ機会にと南部地区まちづくり協議会や江州音頭保存会などが開催したもの。子どもたちは江州音頭の歴史や和楽器の説明を聞いた後、太鼓や鉦に合わせて元気にかけ声をかけながら踊りの輪を広げました。全10回の教室で、オリジナルの歌詞作りにも挑戦し、そろいの法被で地域の夏祭りなどで踊りを披露します。 写真:保存会の指導で、元気に声をかけながら楽しく踊る子どもたち 広報ひがしおうみ 8月号  平成19年8月1日発行(通巻31号)  編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 電話0748-24-1234 電話0749-46-2100 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 経費節減と印刷工程短縮化などのため、閉じ穴は開けておりませんのでご了承ください。 広報ひがしおうみは、古紙配合率100%再生紙に、環境に配慮した大豆油インキで印刷しています。