●まちのスケッチ ★10月5日 39年ぶりの「檜皮(ひわだ)ぶき」作業で、歴史を知ろう  「蒲生西小の児童が、高木神社で見学と体験」  蒲生西小学校6年生の児童が国の重要文化財の高木神社(蒲生岡本町)で、本殿の屋根のふき替え作業を見学しました。これは、郷土の歴史や文化財を知ってもらう機会にと、県と市の教育委員会が企画したもの。  約6か月におよぶこの作業は、檜(ひのき)から採れる樹皮「檜皮(ひわだ)」を重ね、竹くぎを打ち込む伝統技法「檜皮ぶき」で、39年ぶりとなります。児童は、地上約3メートルの作業現場に上がり、説明を受けたり、新しくふき替えられた屋根の感触を確かめました。  また、職人の指導による体験では、児童が金づちと竹くぎを使い檜皮ぶきに挑戦しました。 写真:作業現場で、ふき替えられたばかりの屋根の感触を確かめる児童たち ★11月17日 昔ながらの干し柿づくりを体験  「蒲生マックスクラブ ふるさとウォッチング」  子どもたちが地域の人に昔ながらのつるんぼし(干し柿)の作り方を習う催しが、桜川西歴史の館(桜川西町)でありました。  これは、子どもたちが様々な体験をする蒲生マックスクラブの活動の一つ。子どもたちは「つるんぼし」の言葉の由来や干し柿について話を聞いた後、収穫したばかりの渋柿を慣れない手つきで皮むきし、棕櫚(しゅろ)の葉や縄につるしたり、竹に刺すなど、色々なつるし方で作りました。  参加した飯田健斗(いいだ けんと)さん(小学5年生)は、「いろんな干し方があるのでびっくりしました。でき上がりが楽しみです」と話していました。 写真:つるし終えたものは自宅に持ち帰り、1か月後のでき上がりを待ちます ★11月18日 身近な紅葉スポットを満喫  「錦秋(きんしゅう)のみつくり山ハイキング」  八日市・中野両地区にまたがる箕作山(みつくりやま)を散策する催しがあり、市内外から家族連れなど約110人が参加。色付いた秋の箕作山の自然や眺望を楽しみました。  これは、ハイキングをしながら自然の大切さや周辺の名所を広く知ってもらおうと、清水・小脇街づくり委員会が催したものです。  この日は、近江鉄道八日市駅に集合し、延命公園や太郎坊宮、万葉の郷(さと)ぬかづかまで約6キロを3時間余りかけて歩きました。  市内から参加した女性は、「自然の美しさが感じられ、とても気持ちいいです」と身近な紅葉を満喫していました。 写真:街づくり委員会による草刈りや道標の設置などが行われた山道を歩く参加者 広報ひがしおうみ 12月号  平成19年12月1日発行(通巻35号)  編集・発行:東近江市企画部広報課 〒527-8527 滋賀県東近江市八日市緑町10番5号 代 表 電話0748-24-1234・0749-46-2100・IP電話050-5801-1234 広報課 電話0748-24-5611・IP電話050-5801-5611 FAX0748-24-1457 ホームページ http://www.city.higashiomi.shiga.jp 経費節減と印刷工程短縮化などのため、閉じ穴は開けておりませんのでご了承ください。 広報ひがしおうみは、古紙配合率100%再生紙に、環境に配慮した大豆油インキで印刷しています。