●2008年 幕開け。 『自分たちが誇りをもてるまちづくりを』   東近江市長 中村功一  新年あけましておめでとうございます。  輝かしい新春を、ご家族や友人のみなさまとともに、大きな希望の中で迎えられたことと心からお慶び申し上げます。  東近江市は、合併後まもない揺籃期(ようらんき)といえる中にあって、旧市町から受け継いだ課題の解決や、新市の一体感の醸成のため力を注いでいるところです。  こうした中、昨年3月には、本市の10年後を展望した「総合計画」を市民のみなさまのご意見をいただきながら策定いたしました。今後はこの計画をもとに、各事業の具体化を図っていくこととしています。とりわけ今年度は、「子ども」と「安全・安心」を重点施策として、各事業に取り組んでいます。特に子ども施策では、こども未来部を新設し、少子化対策、子育て支援、児童虐待への対応などに一元的に取り組むよう体制を整えました。  合併後4年目を迎える今年は、これらの重点施策を一層推進するとともに、これまで進めてきた3年間のまちづくりを今一度振り返り、新たな課題や社会情勢の変化への対応を図っていきます。同時に、厳しさを増す市財政の健全性の確保にも努めていかなくてはなりません。  今後とも、市民と行政との協働によるまちづくりを基本としながら、県下においても名実ともに存在感があり、自分たちのまちに誇りをもっていただけるよう取り組んでまいりますので、みなさまのお力添えを賜りますようお願いいたします。