2005 | 第1回(平成17年度)1th |
東近江市美術展覧会 An art exhibition | |
入賞作品集 A work of selected arts |
彫刻彫塑部門 審査員 : 石田 達郎 | |
<総評> |
表現する為には技術は不可欠であり、それが優れていればより幅が広がる訳ですから、常にそれを磨いていくことが大切です。ただし、その為に制作の原動力である感受性が失われてしまえば意味がありません。そして、それは逆もまた真です。常にどうしたかったのか、その為にはどうすればよいのかを自問しつつ制作に励んでください。最後に結果として具象塑像3点が入賞となりましたが、そこに優劣がある筈もありません。来年は、充実した造形作品の出品を期待しております。 |
市展賞 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
ポーズする少女 | 彦根市 | 石原 實 | |
特別賞 | 東近江市教育委員会教育長賞 | ||
人体のプロポーションに少々不調和がみられるものの、表現しようとした内容は、よく感じられる。また、人物の周りの空気感も伝わってくる。 |
特選 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
0嬢 | 東近江市 | 奥田 誠一 | |
特別賞 | 東近江市誕生記念賞 | ||
造り込みの弱い作品であるが、モデルの意志が感じられ、存在感も強い。胸部の形態の締りが弱く、流れてしまっているのが残念。全体観を意識して制作して欲しい。 |
佳作 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
水面 | 彦根市 | 志萱 州朗 | |
特別賞 | - | ||
丁寧に造り込まれ、好感が持てるが、作者の意志が伝わってきづらい。常に作り始めの意識を忘れずに制作することは、難しいことですね。 |
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