2006 | 第2回(平成18年度)2th |
東近江市美術展覧会 An art exhibition | |
入賞作品集 A work of selected arts |
写真部門 審査員 : 橋本 健次 | |
<総評> |
そこに被写体があり、ただそのままを写す事も大切ですが、被写体の何を写したいのか、どの瞬間にシャッターを押すのか、見えてこない作品がありました。入賞された作品は、それぞれに写真としてのインパクトがあります。人の作品の良い所を見る事も大切です。組写真については、単写真が並んでいる感じで、なぜ組にしたのかをよく考えて単写真を上回るような組方を望みます。 |
市展賞 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
晩秋 | 東近江市 | 小梶 富士雄 | |
特別賞 | 東近江市芸術文化祭実行委員会委員長賞 | ||
オーソドックスな早朝の風景写真です。良い写真とは、何度見ても飽きないことです。午前のススキと紅葉に当たる光が暖かく、雲海がある事により動きのある写真となりました。 |
特選 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
二人の世界 | 東近江市 | 小林 敏雄 | |
特別賞 | FMひがしおうみ賞 | ||
シャッターチャンスの良さを感じます。普段着のカップルが、人気のない歩道を歩いていくその手を握る姿がポイントで、シルエットが生きました。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
商家の里 | 東近江市 | 西村 勲 | |
特別賞 | 報知写真新聞社賞 | ||
デジタル加工した作品ですが、近江商人が住む屋敷の雰囲気が感じられ、違和感のない自然な印象になりました。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
或る夏の日 | 東近江市 | 奥村 隆三 | |
特別賞 | 京都新聞滋賀本社賞 | ||
麦わら帽子をかぶった青年が青空に向ってギターを弾いています。いわゆるやらせかも分かりませんが、ゴッホのヒマワリもよく気持ちの良い写真です。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
雪の山里 | 東近江市 | 大前 岳雄 | |
特別賞 | 滋賀報知新聞社賞 | ||
久多の里も昔ながらの伝統や生活を送っている家が多く、この写真は演出をされた可能性はありますが、老夫婦の仲の良さが感じられます。 |
準特選 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
出船 | 愛知郡愛荘町 | 鈴木 秀人 | |
特別賞 | − | ||
まさに写真ならではのドラマチックな瞬間です。厳寒の早朝、日の出とともに漁に出る舟のシルエットがすばらしく、迫力のある写真に仕上がりました。 |
佳作 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
曼珠沙華 | 東近江市 | 川嶋 俊一 | |
特別賞 | - | ||
満開の彼岸花が圧巻です。薄い光線の中で写された事により彼岸花の赤色がすばらしく、物思いにふけっている犬が効果を増しました。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
秋色 | 東近江市 | 安田 実 | |
特別賞 | - | ||
子どもの頃の思い出が目に浮かんできます。散銀杏の中を三人の少女が無心に遊んでいます。三人の自然なバランスと一輪車が画面を引き締めました。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
時の過ぎるままに | 東近江市 | 寺川 勝隆 | |
特別賞 | - | ||
物がありあまった現代。捨てられた車が、何かを物語っているようです。広角レンズをうまく使われた事により印象的な写真になりました。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
露の朝 | 東近江市 | 北東 幸男 | |
特別賞 | - | ||
早朝の秋から冬にかけてよく見かける光景です。浅い絞りにより背景の蓮の花が印象的ですが、季語から言うと背景は秋から冬の感じの方がよかったのでは。 |
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