2008 | 第4回(平成20年度)4th |
東近江市美術展覧会 An art exhibition | |
入賞作品集 A work of selected arts |
日本画部門 審査員 : 寺村 晴雄 | |
<総評>
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みなさん難しい日本画の顔料をよく研究され、絵具の塗り込みをされていると思います。特別に、この方だけが日本画の研鑚をされているわけではないと思いますので、その巾をもっと広げ、日本画に携わる人の巾を広げてほしいと思います。 |
市展賞 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
瑠璃 | 近江八幡市中村町 | 直野 智子 | |
特別賞 | 滋賀県芸術文化祭奨励賞 | ||
表現の巾の広さを感じます。秋景の野葡萄を花鳥画とし、子どもと人物画と両者がよく絵としてまとまっています。唯一「人物」で一番難しい「手」の表現の不足は今後、デッサンを積んでほしいと思います。 |
特選 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
春の調べ | 東近江市沖野 | 竹中 淳子 | |
特別賞 | 読売新聞大阪本社賞 | ||
表現上の甘さを感じます。今の日本画の絵具の特徴は、絵具の塗り重ねによって表れて来ます。もっと塗り重ねてください。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
山門 | 彦根市柳川町 | 山田 政一 | |
特別賞 | 滋賀市民新聞社賞 | ||
重量感のある作品です。塗り込みが画題の重みを表現しています。しかし、門前の風景の表現に不足を感じます。 |
準特選 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
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紫陽花 | 近江八幡市堀上町 | 水野 仁一 |
特別賞 | - | ||
たたずまいの良い作品ですが、的確さに欠けています。塗り重ねは必要なのですが、必要以上の仕事が目に付きますと、絵のくどさを感じるようになります。勉強してください。 |
佳作 | |||
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
五個荘界隈 | 東近江市宮川町 | 高坂 あけみ | |
特別賞 | - | ||
遠近法で表現しなければならないとは限りません。もっと家屋を正面から表現されてよいのです。同時に賞をとられている「山門」のように。 |
作品 | 命題 | 住所 | 氏名 |
冬が来るまえに | 東近江市垣見町 | 井口 加代子 | |
特別賞 | - | ||
楽しく、素朴な作品です。特に柿の木の梢の表現は味なものを感じます。 |
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