○東近江市全国瞬時警報システム運用管理規程

平成23年3月23日

訓令第3号

(趣旨)

第1条 東近江市における全国瞬時警報システム(以下「J―ALERT」という。)の運用管理については、法令及び全国瞬時警報システム業務規程(平成22年12月消防運第157号。以下「業務規程」という。)に定めるもののほか、この訓令に定めるところによる。

(定義)

第2条 この訓令において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) データ受信部 通信衛星により配信された信号を認識可能な形式に変換する装置

(2) データ処理部 受信した情報の解析及び処理を行い、必要な情報の画面表示と、内臓スピーカにより受信メッセージの読上げをする装置

(3) 音声告知システム自動起動部 データ処理部から送信されたデータをもとに、音声告知システムを自動起動し、録音メッセージを通報する装置

(運用管理体制)

第3条 J―ALERT運用管理体制として、総括責任者、運用管理責任者及び業務従事者を置く。

2 統括責任者は、総務部長をもって充てる。

3 運用管理責任者は、総務部防災危機管理課長をもって充てる。

4 業務従事者は、総務部防災危機管理課職員のうちより選任する。

(職務)

第4条 総括責任者は、J―ALERTの運用及び管理の業務を総括し、運用管理責任者を指揮し、監督する。

2 運用管理責任者は、総括責任者の命を受け、J―ALERTの運用及び管理の業務を行うとともに、業務従事者を指揮し、監督する。

3 業務従事者は、運用管理責任者の管理の下、業務規程及び関係要領を遵守し、J―ALERTの運用管理を行う。

(情報の活用)

第5条 J―ALERTにより消防庁から送信される情報のうち市民に提供する情報は、別表のとおりとする。

(保守点検)

第6条 運用管理責任者及び業務従事者は、J―ALERTのデータ受信部、データ処理部及び音声告知システム自動起動部が正常に作動していることを確認するため、次の各号に掲げる保守点検を行うものとする。

(1) 平日点検 業務従事者

(2) 年点検 運用管理責任者

2 平日点検は、監視端末によるリモート監視の状況を確認する。

3 業務従事者は、点検の結果、異常を発見したときは、直ちに運用管理責任者に報告するものとする。

4 運用管理責任者は、前項に基づく報告を受けたときは、遅滞なく復旧に必要な措置を講じるものとする。

5 年点検は、業者に委託することができる。

(その他)

第7条 この訓令に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。

この訓令は、平成23年4月1日から施行する。

(平成25年訓令第17号)

この訓令は、平成25年4月1日から施行する。

別表(第5条関係)

活用する情報の種類


活用方法

監視端末

公共施設館内放送

音声告知システム

情報の種類

レベル

弾道ミサイル情報


航空攻撃情報


ゲリラ・特殊部隊攻撃情報


大規模テロ情報


緊急に住民に伝達することが必要な国民保護に関する情報


緊急地震速報(推定震度)

震度4

震度5弱

震度5強

震度6弱

震度6強

震度7

震度速報

震度4

震度5弱

震度5強

震度6弱

震度6強

震度7

震源・震度に関する情報


東海地震予知情報


東海地震注意情報


東海地震観測情報


大津波警報


津波警報


津波注意報


噴火警報


火口周辺警報


噴火予報


気象警報


気象注意報


土砂災害警戒情報


竜巻注意情報


記録的短時間大雨情報


指定河川洪水予報


※ 監視端末 : 防災危機管理課に設置する監視端末に連動する。

※ 公共施設館内放送 : 公共施設の館内放送に連動する。

※ 音声告知システム : 音声告知システムに連動する。

活用する情報の放送内容

活用する情報の種類

放送内容

弾道ミサイル情報

サイレン(国民保護)14秒

ミサイル発射情報、ミサイル発射情報

東近江市内に着弾する可能性があります。

屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけて下さい。

(3回繰り返し)

航空攻撃情報

サイレン(国民保護)14秒

航空攻撃情報、航空攻撃情報

東近江市内に航空攻撃の可能性があります。

屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけて下さい。

(3回繰り返します)

ゲリラ・特殊部隊攻撃情報

サイレン(国民保護)14秒

ゲリラ攻撃情報、ゲリラ攻撃情報

東近江市内にゲリラ攻撃の可能性があります。

屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけて下さい。

(3回繰り返します)

大規模テロ情報

サイレン(国民保護)14秒

大規模テロ情報、大規模テロ情報

東近江市内にテロの危険が及ぶ可能性があります。

屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけて下さい。

(3回繰り返します)

緊急に住民に伝達することが必要な国民保護に関する情報

サイレン(国民保護)14秒

(緊急に住民に伝達することが必要な国民保護に関する情報が状況に応じて放送されます。)

(3回繰り返します)

緊急地震速報

(東近江市で推定震度5弱以上)

告知音(NHKチャイム音)2回

緊急地震速報です。

強い揺れに警戒してください。

(2回繰り返します)

気象警報

(大雨、洪水、大雪、暴風、暴風雪)

(警報解除の放送は流れません)

告知放送の上りチャイム

ただいま、東近江市に○○警報が発表されました。

今後の気象情報に十分注意してください。

(2回繰り返します)

告知放送の下りチャイム

誤報の場合

告知放送の上りチャイム

先ほどの情報は誤報です。

(3回繰り返します)

告知放送の下りチャイム

活用する情報の放送方法

活用する情報の種類

放送方法

弾道ミサイル情報

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

航空攻撃情報

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

ゲリラ・特殊部隊攻撃情報

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

大規模テロ情報

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

緊急に住民に伝達することが必要な国民保護に関する情報

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

緊急地震速報

(東近江市で推定震度5弱以上)

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

気象警報

(大雨、洪水、大雪、暴風、暴風雪)

(警報解除の放送は流れません)

通常放送(受信側で設定した音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

誤報の場合

緊急放送(最大音量)

接続されている公共施設の館内放送に連動

音声告知システムの屋内端末に連動

音声告知システムの屋外拡声装置に連動

東近江市全国瞬時警報システム運用管理規程

平成23年3月23日 訓令第3号

(平成25年4月1日施行)

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