県内の自治体で初めての取り組み!地元の間伐材を原料にしたコピー用紙を導入
[2013年11月27日]
ID:2229
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2011年は国連が定めた国際森林年という節目の年です。東近江市は、市域の57%を森林で占めており、昨年から地域資源を活用する緑の分権改革を推進していることなどを踏まえ、平成23年度、東近江産を含む湖東の間伐材を原料にしたコピー用紙A4判で800箱(2,500枚/1箱)を庁内で導入することになり、5月9日(月)午後、その最初の納入が行われました。
このコピー用紙は今回はじめて商品化されるものであり、市役所が率先して利用することで地元の森林保全や地球温暖化防止に貢献するとともに、民間企業等への普及啓発にもつなげたいと考えています。
このコピー用紙は、びわこの森を元気にするプロジェクトに取組む「湖東地域材循環システム協議会(kikito)」(東近江市池庄町1554-5 IP0505-801-0995)が企画・販売されており、納品のため市役所を訪れた同協議会事務局の職員 横山晴香(よこやま はるか)さん(24歳)は「今回の導入をきっかけに、もっと多くの自治体や企業で使っていただけるようになればうれしいです。一箱からでもいいので、少しずつ広がっていけば」と話しておられました。
■総合評価値:86点
・古紙パルプ配合率70%(50点) ・間伐材パルプ割合30%(30点)※クレジット方式
・白色度69%(6点) ・金額 1箱(500枚入り×5〆=2,500枚)で1,900円(税別)
※間伐パルプ利用割合は、グリーン購入基本方針で定められた方式(クレジット方式)により算出。
製紙会社へ持ち込む割合であり、間伐パルプ利用割合と実配合率に相関はなし。