4月9日(土) 建部祭り宵宮 「お化け提灯」を担いで練り歩きました
[2016年4月9日]
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4月9日(土)、苗村神社一帯(五個荘木流町)で、五個荘奥町の若衆が高さ約3.5メートル、直径約2.1メートルにおよぶ通称「おばけ提灯」を担ぎ練り歩きました。
地元の春祭りの中の行事で、近江商人の旅姿の出で立ちで、6人でおばけ提灯を下から担ぎ、2人が後ろから竹で、4人が4方からロープで支えながら練り歩き、その後、境内に流れ込みました。
この大提灯は享保2年(1717年)に、同神社の改築祝いに新調されたのが始まりで、その後、修理や調達を繰り返しながら伝統が守られてきました。持ち歩く提灯としては日本最大級と言われており、その大きさから「おばけ提灯」の愛称で親しまれています。五個荘奥町の自治会長、沖庄治郎さんは「私も若いころに担いだが、中腰となるため、身体への負担が大きい。集落の祭りの担い手は減ってきているが、ずっと伝統が続いてほしい。」と話されました。
そのほか、同神社境内には、五個荘奥町に加え、建部下之郷と呼ばれる周囲の集落の若衆らが、「ハイラコ!ハイラコ!」と威勢のいい掛け声をあげ、太鼓や鐘を勢いのまま鳴らして流れ込み、境内は熱気に包まれました。