小幡人形保存後援会グループ凸(でこ)が小幡人形を市に寄贈されました
[2019年1月18日]
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小幡人形を研究し、伝承・保存していくことを目的として昭和58年に結成された小幡人形保存後援会グループ凸(でこ)が、その目的を達成したことを受けて解散し、これに伴い、市に小幡人形13点を寄贈されました。
1月11日(金)、同会の村田美保さんと田中武さんが市長室を訪れ、小幡人形13点を市長に手渡されました。
寄贈を受け、小椋市長は「直接見ると、より色鮮やかで目を引く。これを機に市を代表する物産としてより一層PRに力を入れ、小幡人形の発展に期待したい」と力を込めました。
田中さんは「後援会グループとして活動を行い、小幡人形の保存・発展に貢献できたと思う。また今回寄贈した13点を活用していただくことで、より多くの人に小幡人形の魅力を知ってもらいたい」と期待のまなざしで話しました。
同会からはこれまでに五個荘小学校やあじさい幼児園、五個荘図書館に計20点の小幡人形を寄贈していただいています。
今回寄贈された小幡人形13点を、市役所本館1階通路(Mitte前)で展示しています。
期間は2月28日(木)まで。ぜひご覧ください。
小幡人形は、江戸時代から代々製作されている郷土玩具で、伏見人形の流れをくみ、素焼き粘土に彩色が施された人形です。伝統的なモチーフに加え、干支や時代を風刺した人形が製作されています。現在、五個荘小幡町の細居源悟さん(市指定無形民俗文化財・選定技術保持者)が9代目として製作されています。