感染拡大防止のために（令和3年8月10日）

本市では、8月8日から今月いっぱい、まん延防止等重点措置が適用され、不要不急の外出自粛の徹底や飲食店等の営業時間の短縮などの措置を講じておりますが、残念ながら連日新たに陽性者が確認され、事業所ではクラスターも発生している状況です。増加傾向にある本市の感染状況を見ますと、市外や県外で感染された方から職場や家庭内に感染が広がっている状況がうかがえます。

お盆の時期を迎え、市民の皆様には、御自身や大切な人の命と健康を守るために、今一度、新型コロナウイルスの脅威を認識していただくとともに、次の3点について御注意をいただきたいと思います。 

まず1点目は、基本的な感染症対策の徹底です。熱中症には十分に気を付けた上で、マスクを効果的に利用し、こまめな手洗いと定期的な換気を徹底していただくことです。 

2点目は、帰省や旅行についてです。今年のお盆は、感染リスクを下げるために、辛抱して、可能な限り自宅で過ごしてください。特に不要不急の都道府県間の移動を自粛していただくことです。

3点目に、会食は家族やいつも一緒にいる人と、自宅や感染症対策が実施されている認証店舗で行うことです。

いずれにせよ、最も重要なことは、一人一人が感染しない、させない意識を強く持ち、この意識に基づき行動することではないかと思います。

皆様の御協力をよろしくお願い申し上げますとともに、このお盆の時期を穏やかにお過ごしください。

令和3年8月10日

東近江市長　小椋　正清