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秋野亥左牟絵本原画展

[2021年11月15日]

ID:13535

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秋野亥左牟(あきのいさむ)絵本原画展が開催中です

 ネパールをはじめ、インドや沖縄、ペルーなど世界各地を旅してその地に溶け込み、宇宙と自然、命の輝きを描き続けた画家・秋野亥左牟(1935年-2011年)。
 

 本市とゆかりのある書家・詩人の乾千恵(いぬいちえ)さんが文を、亥左牟さんが絵を描かれた絵本『たいようまでのぼったコンドル』と“たこ”が主人公の絵本『たこなんかじゃないよ』(ともに福音館書店)の原画や模様部分を蝋で防染し染色する伝統的な染色法であるろうけつ染めなど、44点の作品が能登川博物館で展示されています。

 来館した女性にお話しを聞くと、「こんなに深い絵は本場を見て、よく知らないと描けない。模様の一つ一つまで細かく、色の使い方など、やっぱり原画で見ると迫力が違う」と感銘を受けられていました。

 この原画展は、11月28日(日)まで能登川図書館・博物館ギャラリーで開催中です。

 ぜひ、のこされた彼の作品から、独自の世界観を感じてください。


 


 

 

原画
 

秋野亥左牟(あきのいさむ)

 1935年京都市生まれ。東京芸術大学彫刻科中退。1962年から、インド、ネパールに6年滞在。ネパール滞在中に現地の民話から絵本『プンクマインチャ』(福音館書店)原画を制作。 同作で1969年に第2回世界絵本原画展金牌を受賞。『サシバ舞う空』( 福音館書店 )で 第51回小学館児童出版文化賞受賞。 そのほかの作品に、『たこなんかじゃないよ』、『とうもろこしおばあさん』、『神々の母に捧げる詩 続 アメリカ・インディアンの詩』、『おれは歌だ おれはここを歩く アメリカ・インディアンの詩』(すべて福音館書店)、 『イサム・オン・ザ・ロード』 (梨の木舎)などがある。

原画1
伝統工芸品
ろうけつ染め

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