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【10月2日(土)】日本画材に触れる

[2021年10月11日]

ID:13637

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「つらなるモビール!」が開催されました

 気軽に日本画材に親しめるワークショップ「つらなるモビール!」が10月2日(土)中路融人記念館で開催されました。

 日本画を「描く」のではなく、日本画の絵の具で「遊ぶ」という感覚で楽しめるワークショップで、市内の共同アトリエSoilで活動する芸術作家・藤野裕美子さんを講師に、日本画の絵の具で色を付けた紙と球形のモチーフを組み合わせたオリジナルのモビールを作りました。

画材の使い方を説明する藤野先生
各々がモビールを作成

 まず冒頭で、日本画材と洋画材との違いや、特徴などを教えてもらい、早速モビール作りに取り掛かります。この日使用したのは「岩絵具」と「水干絵具」。皿の上で接着剤となる膠(にかわ)と混ぜ合わせて使用します。

 花や空をイメージする人も居れば、ただ思いついたまま色を落とす人も居て、十人十色の個性的なモビールが仕上がっていきました。

友人と参加された人

 彦根市から参加された佐々木淳子さんは、「久しぶりに中路融人の絵を観たいなと思って調べたときにたまたま見つけたイベントでしたが、とても面白かった。モビールはリビングに飾ろうかな」とほほ笑んでいました。

 

学芸員の説明を受けながら中路融人記念館を見学

モビールを乾かしている間、学芸員の福井さんの案内で館内を見学。実際に日本画材に触れたことで、今までとはまた違った視点から中路さんの作品を鑑賞することができたのではないでしょうか。

飾りつけする学芸員

 

満足げに眺める参加者

 出来上がったモビールは1階のロビーに飾られました。風になびくモビールのカーテンが窓ガラス越しの空に映える様子を皆さん満足げに眺められていました。

 中路融人記念館では開館5周年を記念して「開館5周年記念展―湖国を愛した日本画家 中路融人―」を今月31日まで開催中です。中路さんの創作の原点であるこの東近江に、60年余りの画業の中で生まれた名品たちが里帰りしています。皆さんもぜひ、日本画の魅力に触れてみてください。

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