令和4年度たんぼのこ体験事業が始まりました

　市内の小学生が田植えから稲刈り、食事までを学ぶ「たんぼのこ体験事業」が今年度も始まりました。この事業は、市内の小学5年生を対象に「育て」「収穫し」「食べる」という一貫した体験学習を通して農業への関心を高めるとともに生命や食べ物の大切さを学んでもらうことを目的に実施しています。平成14年度の事業開始以降、事業に賛同する学校が増加し、令和3年度は市内全小学校から1,766 人の児童が参加しました。
　5月11日には、御園小学校の5年生67人が、農業委員や地域のボランティアの指導を受けながら田植えを行いました。
　最初は田んぼの中に入ることに戸惑いを見せていましたが、次第に真剣な表情を覗かせ、一株ずつ丁寧に植えていきました。児童の代表者は「田んぼに苗を植えてみて楽しかったです。教えてくださってありがとうございました」と体験を振り返りました。
　本事業では、9月頃に児童らで収穫を行い、その後各校で自分たちが育てたお米を食べるまで続きます。