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令和5年9月定例会

[2023年9月1日]

ID:16510

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令和5年9月市議会定例会市長開会挨拶【令和5年8月30日】

 令和5年9月市議会定例会開会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 本日、令和5年9月東近江市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多用の中、御出席を賜り、誠にありがとうございます。

 議員の皆様には、東近江市の発展と市民の福祉増進のため、日々、御活躍いただいておりますことにまずもって厚くお礼を申し上げます。

 さて7月からの台風が大変続いて発生しておりまして、それに伴う線状降水帯によります大雨による河川の氾濫といったことを中心に全国各地で大変な被害が発生しております。特に、お盆に近畿地方を縦断した台風7号は、速度が遅かったということもありまして日本の広い範囲で大きな被害を出しました。本市でも14日から17日の3日間、台風7号接近に伴い警戒態勢をとり、対応したところであります。
 今回の台風は、深夜に警報の発表が予想されましたことから台風接近に伴う警報発令前の明るいうち、午後4時頃でございますがコミュニティセンターなど8箇所に自主避難場所を開設いたしました。
 市内でも法面の崩壊や土砂流出等が発生したほか、佐久良川では一時氾濫危険水位を超えるといった事が起こるなどヒヤッとする場面もございましたが、幸い人命に関わるような大きな被害は出なかったので安堵したところであります。
 実りの秋を迎えるこの時期は、例年日本付近に多くの台風が襲来します。また、線状降水帯による大雨も頻発しており、市におきましては引き続き気象状況を注視し、防災対策に万全を期してまいりたいと考えております。
 市民の皆様も日頃から風水害に備えていただくとともに、災害が予測される際には、テレビなどの情報や市が発信する情報に注意をしていただき、早めに避難の準備をするなど身を守る行動をとっていただくようお願い申し上げる次第でございます。

 それでは、6月定例会以降の主な事業について振り返ってみたいと思います。

 7月5日には、コストコホールセールジャパン株式会社と立地連携協定を締結いたしました。来年夏頃のオープンに向け本格的な建設工事が始まります。コストコ東近江倉庫店の出店が本市活性化にとっての大きな起爆剤となるものと確信いたしており、出店を契機に観光振興、地域経済の活性化など、まちのにぎわい創出につなげていかなければならないとの思いを強くしているところであります。

 7月16日には、ドラゴンカヌー大会を開催しました。18回目となります今年の大会には県内外の企業、スポーツ団体や市内の自治会などから40チームの参加があり、たいへん盛り上がりました。私もレースに太鼓たたきとして、久々に参加させていただきましたが、こうしたアウトドアイベントを通して、森里川湖がつながる本市の多様な魅力を体験していただいたものと考えております。

 7月17日には、木地師文化フォーラムを木地師やまの子の家で開催いたしました。本市の小椋谷は、木地師文化の発祥の地であり現在も全国の木地師やゆかりのある皆さんから「木地師のふるさと」、心のよりどころとして同地を訪問していただいております。
 この木地師の歴史、文化は我が国の森林を資源として適正に管理してきた全国に誇ることのできる地域資源であり、その発祥の地として本市が中心となってこの文化の価値を後世に伝えるとともに、そうした文化を育んできた山や森の価値も発信してまいりたいと考えております。

 7月21日には、県知事に対し、令和6年度の滋賀県予算編成に対する政策提案を行いました。
 今回の提案では、最重点項目として二つ「重要文化財の更なる価値付け」と「広域幹線道路等の整備」についての要望を知事に直接提案をいたしたところでございます。
 重要文化財につきましては、市内に多数存在する文化財を重要文化財や国宝に指定されるように積極的に活動するよう努めるとともに、文化財を積極的に活用することなどについて要請いたしました。広域幹線道路等の整備につきましては、整備が遅れている広域幹線道路等の整備促進を図るように、特に(仮称)黒丸スマートインターチェンジ周辺道路の整備、国道307号や国道421号の狭あい箇所の早期解消、県道雨降野今在家線(御河辺橋)あるいは主要地方道多賀永源寺線の整備、名神名阪道路の整備などについて強力に要請をしてまいりました。
 このほか特に、愛知川の清流を取り戻すための流域政策についてはしっかりと説明も致したところでございます。
 また、第79回国民スポーツ大会の開催に向けた支援、蒲生リゲインハウス整備事業用地の有効活用、林業振興、美しい伊庭内湖を守る取組、愛知川の上流における河川の適正な利活用、近江鉄道線の新たな運行体制確立と公共交通網の強化、福祉政策や保育、教育施策などたいへん多岐にわたり、全23項目について政策提案を行ったところでございます。

 7月22日には、本市の夏の風物詩であります聖徳まつりが八日市駅周辺で開催されました。メインイベントの江州音頭総踊りには江州音頭保存会をはじめ市内の企業やまちづくり団体、自治会などから23団体 総勢500人の踊り手が参加し、周辺では各種イベントも開催され約1万5千人の観客が訪れ、フィナーレの花火の打ち上げまで大いに盛り上がりました。
 開催に当たり御尽力をいただきました実行委員会をはじめ、関係者の皆様に感謝を申し上げる次第であります。

 翌週の29日には、あいとう夏まつりと蒲生あかね夏祭りが開催され、どちらも多くの方に参加いただき、それぞれの地区の魅力を発信し、人々が交流するこうしたイベントはコロナ禍が一段落し、ようやく通常に戻り市民のみなさんも楽しいひとときを過ごしていただいたものと思います。

 7月25日から、株式会社東近江あぐりステーションに地域活性化起業人を導入いたしました。これは、もうかる農業の実現を図る取組を強化するため、そのノウハウや知見をもった人材を地域活性化起業人として委嘱し東近江市の農業が活気あふれる産業となるよう指導いただくものであります。また、8月1日からは畜産振興ガバメントクラウドファンディングを開始しました。本市の畜産物を返礼品にすることで、そのおいしさを市内外にPRするとともに、クラウドファンデングで集まった資金を活用し、各種振興事業に取り組もうとするものであります。
 このような新たな手法を活用して、より一層、農業振興、畜産振興に取り組んでまいりたいと考えております。

 8月5日から8月13日の間、本市の夏の風物詩でありますコトナリエ2023が開催されました。
 平成16年、湖東町時代に始まりましたコトナリエは、今年で節目となる20年目を迎え、イルミネーションを中心とした開催はこれが最後となりましたが、今年も30万球のイルミネーションによる幻想的な世界を創り出していただきました。この20年間、コロナ禍にも途絶えることなくコトナリエ開催に当たり御尽力をいただきました関係者の皆様に敬意を表しますとともに、コトナリエの光が多くの皆さんに感動を与え、夏の良き思い出になったものと考えているところでございます。引き続き新たな取組に発展されることを大いに期待をいたしております。

 昨日でございます。8月29日には、大阪府泉大津市との間で、農業を通じた連携による地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として農業連携に関する協定を締結いたしました。
 具体的には、本市の環境こだわり米である「魚のゆりかご水田米」を中心に泉大津市の小中学校の給食として活用していただくこととしているものでありまして、本市の農産物の出口としての消費につながるものと期待をいたしております。

 さて、本日、提案申し上げます議案は、専決案件1件、決算案件10件、予算案件4件、条例案件2件、その他案件2件、人事案件1件の合計20件でございます。

 どうか慎重に御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

お問合せ

東近江市 企画部 秘書課
電話: 0748-24-5615 IP電話:050-5801-5615 ファクス: 0748-24-1457

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