太陽クラブ 安田 高玄

天災は忘れたころにやってくる

Q
 滋賀県は災害が少ないと言われているが、地震や台風等の災害について、危機感を持つと同時に有事の際への備えは万全でなければならない。
 ①自主防災組織の立ち上げ推進は。
 ②市民が学べる場などの企画は。
 ③イベント等の防災ブースで戸別受信機の相談窓口を設置する考えは。
 ④学校での防災教育の現状は。
A
 ①自治会、学校、企業等へ市職員が出向く防災出前講座で推進を図っています。
 ②総合防災訓練において、市民参加の初期消火訓練や救命講習などの訓練を取り入れ、防災意識の高揚を図っています。
 また、防災に関する正しい知識を得ていただくために講演会や防災出前講座を実施しています。そのほか、7回の連続講座を通して防災の基本的な知識を得ることのできる「防災リーダー養成講座」を開催しています。
 ③防災・減災のつどいの会場等で、普及・啓発に努めていきたいと思います。
 ④小学校の理科で火山の仕組みについて学ぶなど、さまざまな教科を通じて、自然災害等の現状やその原因を知り、防災・減災のための予防的な知識や技能について学んでいます。

観光戦略で知名度UP

Q
 4月に当市が誘致したアイドルグループの野外イベント「ももクロ春の一大事」が開催される。また、昨年に引き続き※SEA TO SUMMIT(シー トゥ サミット)も6月に開催することとなり、県内外で話題になっている。
 ①コンサート開催による集客数と経済効果は。
 ②コンサート開催におけるPR戦略とその効果は。
 ③SEA TO SUMMITのPR方法は。
 ④その他のイベントの予定とPR方法は。
 ⑤当市への来訪者数は。
A
 ①集客数は2日間で約3万人、経済効果は約7億5千万円と見込んでいます。
 ②広報ひがしおうみや市ホームページ、フェイスブック、ツイッター等のSNSによる情報発信と、報道機関にも取り上げていただけるように、きめ細やかな情報提供をしています。
 主催者のインターネットライブ配信や、当日の物産販売および観光PRブースの出店による観光地への誘導を行うことにより、市の知名度アップと観光振興に極めて大きな効果が見込めると考えています。
 ③市ホームページや東近江スマイルネットの市政広報番組、新聞折り込みのチラシにより競技への参加や当日の沿道応援、前日の環境シンポジウムへの参加を呼びかけます。
 今年も昨年以上のご声援をいただけるよう現在準備を進めています。
 ④「まるごと東近江」と題し、市民向け観光ツアーや魅力発見フォーラムの開催、また、首都圏で当市の多様な魅力を発信するイベントを開催します。
 ⑤28年が約213万人、29年が約243万人です。30年は255万人を目指しています。

※SEA TO SUMMIT(シー トゥ サミット)
 人力のみで琵琶湖(カヤック)から東近江市の街並み(自転車)、そして鈴鹿10座(登山)へと進む中で、自然の循環に思いを巡らせ、かけがえのない自然について考えようという環境スポーツイベントです。

日本共産党議員団 田郷  正

501億円もの大型予算

Q
 「事務事業見直し方針」は、5億円を削減目標として、
 ・事業内容やサービス過剰
 ・単独事業の縮小・廃止
 ・合理化・経費削減
 ・事業統合
 ・人件費抑制
 ・数年おきの事業実施
 ・負担金や使用料・手数料の見直し
など細かく指示している。
 501億円もの大型予算は「事務事業見直し方針」と相反するのでは。
A
 厳しい財政状況の中、行政需要は拡大傾向にあり、限られた職員で必要な施策を進めるにあたっては、事務事業の見直しは必然と考えています。
 合併後2番目の大型予算となったのは、10年後20年後を見据え、今は攻めの政策の時期との判断によるものです。

偏った予算

Q
 「重点施策への取り組み」では、企業立地促進に1億8272万円や中心市街地活性化に8966万円、街路事業に11億960万円など、体力のある企業や中心部への投資が挙げられているが、偏りがあるのでは。
A
 これらの事業は、まち・ひと・しごと創生総合戦略において地方創生の重点事業としています。
 また、30年度予算のすべての事業を横並びで見ると、市全体を網羅した予算と考えています。

市民に寄り添った予算に

Q
 政府は生活保護基準を引き下げ、介護保険は8月から利用料が現役並み所得者を3割負担に引き上げる。所得が上がらない一方で、支出が増え、市民生活は本当に大変である。 企業支援や街路事業等を見なおして、高校卒業までの医療費無料化や大学生への給付型奨学金の創設、給食費無料化へ踏み出すなど実質的な子育て支援策をすべきでは。
A
 各施策の推進については、全体的なバランスを考慮しながら進めたいと考えています。
 総合戦略の大きな柱として「若い世代が希望をかなえる夢のある東近江市の創生」を掲げており、積極的な取り組みをしています。

PIONEER CITY 東近江イズム。 HIGASHIOMISM

地の利、人の和、自然の恵み。
まちを包むうるおい、にぎわい、ここちよさ。
時代を変えてきた歴史への誇りを胸に、
新たな時代を拓く人がいる。
いつも、いまも、これからも。あなたとともに。
パイオニアシティ・東近江市