東近江市民クラブ 大洞 共一 新幹線新駅 進める気は Q 新幹線新駅について、 ①29年3月議会で答弁のあった経済団体等との話し合いの進捗は。 ②JRに東近江新駅を設置してもらう考えであるのか。 A ①話し合いは持っていませんが、経済団体等で議論されていると伺っています。 ②新駅設置のあり方ですが、地元負担のある請願駅の場合には設置だけで200億円以上、 さらに周辺整備が必要になるので、請願駅というのは困難であると考えます。 Q 中心市街地活性化事業について、 ①景観づくり協議会立ち上げの進捗は。 ②八日市駅周辺で駐車場の予定地は見つかったのか。 A ①地域にお住まいの皆さまに完成後の景観をイメージしていただく上で、道路美装化工事の内容などを 早期に確定させることが大切だと考え、工事の発注に向けての最終調整に取り組んでいます。 現在は景観づくり協議会の立ち上げには至っていませんが、今後速やかに協議会が立ち上げられるよう進めていきます。 ②現地踏査等を行いましたが、現状では適地がないのが実情です。今後も継続して候補地について調査をします。 太陽クラブ 辻 英幸 幼児保育環境について Q 当市においては毎年のように保育園・こども園の新設が続いているが、なかなか待機児童解消には至っていない。 これは0~2歳児の保育希望が増えているためである。3~5歳児に比べ0~2歳児は保育士の配置基準が厳しく、 保育士がかなり必要になると思われるが、確保できるのか。 また、募集に苦労されている民間保育園への支援はどのようなものがあるか。 A 正規職員については募集を上回る応募があります。年度途中に欠員が生じた場合は、臨時職員を随時募集し対応しています。 民間への支援としては、保育士の処遇改善のために市独自の補助を行っています。 Q 当市でも今後10年間で0~4歳児が1000人近く減少すると予測されている。現在幼稚園の定員割れが著しいが、 幼稚園舎を保育園・こども園へ転用できないか。 また、新設予定の園舎等についても、将来を見据え転用しやすい構造を採用すべきでは。 A 現在幼稚園は定員1430人に対し在園児893人です。 新設された幼稚園については、こども園化に対応できるように設計されています。 なお、補助金の関係上、子育て関連以外の施設としての使用は困難です。 太陽クラブ 安田 高玄 学力テストの結果を受けて Q 今年の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が公表され、滋賀県は全国最低水準となった。 4年続けて全国平均を下回った。 当市の全国学力テスト結果は。 A 小学校の国語と算数、中学校の国語と数学、それぞれに「知識」をみる問題と「活用」をみる問題があり、計8科目のうち、 前年より改善が見られたのが4科目、横ばいが3科目、改善が見られなかったのが1科目で、県下平均を少し下回る結果であり、 さらなる努力が必要と考えています。 Q 今後の学力向上に向けての改善内容および推進内容は。 A 各校のそれぞれの弱い点を分析し、弱点克服のための対応策を講じ、統一的な考え方として「深い学びにつなげるための授業改善」 「基礎基本の習得」「家庭学習の充実」の3項目を徹底して取り組みます。 始業前や下校前の短時間を活用して漢字や計算といったスキルを身に付ける学習、児童生徒が説明し合うことで 理解の確認、家庭学習の習慣化を進めます。 また、教職員の資質向上に資する事業として、夏休みの集中的な教職員研修や、複数の学校が共同で授業研究を行うなど、 教育力の向上を図るよう工夫も重ねています。 太陽クラブ 戸嶋 幸司 適正か コミセンの職員数 Q コミュニティセンターの指定管理料について、 ①積算根拠には人件費や事務管理費などが考え方のベースにあるとのことだが、職員数はどのように算出されているのか。 ②運営が厳しいコミセンがあると聞くが、職員数は適正か。 A ①指定管理者制度の導入時に市が直接運営を行っていた際の職員数をベースに、指定管理者であるまちづくり協議会から 現状を聞き取り、コミセン毎の業務量に見合った職員数を決定しています。 ②利用者数が職員1人当たり1万人を超えるコミセンもありますが、単純に貸館の利用者数だけで職員数は判断できません。 事業の精査など、コミセンと情報共有しながら改善に向け、議論を進めたいと考えています。 Q 若者の地域離れやさまざまな分野での後継者不足が進む今、若者が生まれ育った地域に目を向け、愛着を持ち、 成長していくことこそ地域自治を守るすべであると考える。 社会教育の推進が業務内容として掲げられている各コミセンでの青年教育の取り組み現状は。 A 現在、各コミセンでは青年層に特化した事業は行っていませんが、この秋から市内全域の青年層を対象にした講座を 八日市文化芸術会館の指定管理事業の中で行っています。