一般質問


東近江市民クラブ 和田 喜藏

便利!?マイナンバー

Q
 マイナンバー制度について、
①マイナンバー通知カードの送付状況および未送達の件数と今後の対応は。
②マイナンバーカードを利用した行政サービスの活用計画は。

A
 ①昨年11月中旬から発送し始め、現在あて所なしや保管期間経過のため、市へ返戻されてきた未送達の件数が675件あります。
昨年度、未送達の分に対し案内通知を2回送付し、今後については、来年3月31日まで保管し、問い合わせなどに対応していきます。
 ②カードに内蔵されている電子証明書を用いて、確定申告の電子申請が可能です。
 将来的には、行政が発行する健康保険証や各種カードとの一体化が出来るよう、国において検討されています。
 当市においては、住民票等の証明書交付サービスなど、セキュリティを十分確保することを前提に検討していきます。

Q
 老朽化が進んでいる御河辺橋は増水や地震に対して大丈夫か。

A
 御河辺橋は昭和8年に架けられた県下で最も古い橋梁の一つであるため、危険性を危惧しています。
 平成26年、増水時に橋脚が流されないよう橋脚の根固めブロックが設置されました。
 地震対策については、落橋防止装置が取り付けられています。


東近江市民クラブ 西﨑  彰

地酒で乾杯

Q
 昔から良い水、良い米があるところに名酒があると言われており、当市には古くから酒蔵が数多く存在し、この地域の味を
蔵元が長い年月をかけて守り、地域と共にこの地酒を育ててきた。
 また、酒米「渡船(わたりぶね)」は当市が産地であり、全国的に有名な山田錦や玉栄、吟吹雪の親種であること、
アメリカカリフォルニア米の始祖であることは知られていない。
 「渡船」は幻の酒米と言われており、もっと宣伝していくべきと考える。
 28年3月には滋賀県議会で「近江の地酒でもてなす習慣を広める条例」が成立し、これだけの条件がそろっていることから、
「東近江」の名前で地酒を造る環境を整えては。

A
 良質の酒米と鈴鹿の磨かれた伏流水で作られた当市の酒は高い評価を得ています。
 この素晴らしい酒を大阪で開催する物産展等でPRし、知名度を上げたいと考えています。
 また、酒の銘柄は蔵元の顔であり、各蔵元が思いを込めた看板となるものです。
 現在でも市内の地名の酒を販売されており、東近江ブランドを意識したPR活動に努めていきます。


東近江市民クラブ 西澤 由男

多様な子育て支援体制を

Q
 ①待機児童問題の打開策は、施設等での保育一辺倒でなく、在宅保育の推奨では。
 ②多様な支援策があれば、在宅保育を望む親子も増えるのでは。
 ③政府の企業内保育所の規制緩和に合わせて、職・育近接の環境の改善を進めては。
 ④在宅保育を補完するためには、市内の公園や自然施設の整備と子どもの成長に合わせた体験メニューなどが必要では。

A
 ①待機児童の大半は3歳未満児で、発達年齢からみて家庭での保育は大切であると認識しており、各家庭の事情等に合った
保育形態を選択できる環境の整備が重要と考えます。
 ②認定こども園での一時預かり事業と、多様化するニーズへの支援策として、子育て支援センターやつどいの広場などでは、
交流会や講座の開催、相談や情報提供も行っています。
 今後、すくすく東近江市事業で、ファミリーサポートセンターによる施設型一時預かり事業を検討しています。
 ③今年度創設の企業主導型保育事業は、事業所内保育の受け皿拡大につながるため、事業所への周知と普及に努めます。
 ④当市には、公園や自然体験施設が豊富にあり、長寿命化計画に基づき安心して利用できるよう更新をしています。
 また、まち協や市民活動団体等と協働して、子どもの成長に合わせた体験機会の提供に取り組みます。


6月定例会 賛否表

議案第51号
 東近江市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 日本共産党議員団 山中一志議員、田郷正議員、野田清司議員が反対されました。 可決

意見書案第2号
 沖縄の米軍普天間飛行場代替施設の早期実現、沖縄米軍基地の整理縮小及び負担軽減を求める意見書について
 日本共産党議員団 山中一志議員、田郷正議員、野田清司議員
 市政会 岡﨑嘉一議員、西澤善三議員
 無会派 横山榮吉議員が反対されました。 可決

その他の議案等は全会一致で可決・承認・採択されました。