■記号の説明・・・問=問合せ IP=IP電話 FAX=ファクス ■特集 人生設計の特別講座 若者のための「ライフデザインセミナー」 ■ライフデザインセミナーとは  ライフデザインセミナーは、学生や若い世代が将来のさまざまなライフイベントをどのように設計していくのかを考え、必要な情報や知識を学び、納得のいく生き方を選択できるよう支援するセミナー(特別講座)です。  令和7年度は、八日市南高等学校の生徒とびわこ学院大学の学生を対象に開催しました。 ■切れ目ない子育て拠点づくり事業とは  切れ目ない子育て拠点づくり事業は、地域で子育て家庭を見守り、地域コミュニティの中で安心感と充実感を持って子育てができる社会をつくることを目的に実施している事業です。  本市では、子民家エトコロ、結の会(えにし)に委託し、市内2カ所の拠点で子どもや子育て中の人だけでなく、結婚前の若者や地域で子育て世帯を見守る人が気軽に相談したり交流したりできる場を提供しているほか、子どもが健やかに育つための事業を実施しています。 ■八日市南高等学校〜親子の触れ合いで知る、命の尊さと家族の絆〜  八日市南高等学校で昨年12月に13組の親子と子民家エトコロの中島みちるさんを招いてライフデザインセミナーを開催しました。子どもと触れ合い、子を持つ母親の体験を聞き、命の大切さや関わり方などについて学び、結婚・子育てに関する理解を深めました。 ■参加者にインタビュー 〇子育て中のお母さんの声 ●高校生に伝えたいメッセージはありますか。 ・高校生から大学生へと成長する中で、考え方は少しずつ変わります。さらに社会経験を重ねると、物事を見る視野も広がっていきます。 ・SNSなどでは子育てが大変だということなどマイナスなことが書かれていることもありますが、正しい知識や情報を身につけてください。そして、困ったときは周りの人が助けてくれるので安心して子育てしてほしいと思います。 〇生徒の声 ●セミナーを受けて感じたことはありますか。 ・子どもを育てる上で言葉や態度で愛情を伝える事の大切さを学びました。 ・子育ては大変だと思います。でも、それ以上にうれしいこともたくさんあり、私もいつか温かい子育てがしたいです。 ●子どもと触れ合ってみてどうでしたか。 ・子どもと一緒に遊ぶのが楽しかったです。 ・大きなリアクションに対して、笑顔で応えてくれたことが心に残っています。 ・質問をいっぱいしたら仲良くなれました。 ・子どもが遊んでいるとき、表情が次々と変わる様子がとても印象的でした。 ■びわこ学院大学〜社会に踏み出す前の幸せの予習〜  びわこ学院大学では、講義の一コマで中島みちるさんによるライフデザインセミナーを開催しました。  セミナーでは、就職・結婚・妊娠・出産に備えどのように行動していくかについて学び、自分の特性をいかしてより幸せに生きていく方法を考えました。 〇参加した学生の声 ・漠然としていた将来について深く考えられました。 ・エゴグラム(※)では、自分の性格について知ることができ、持ち前の明るい性格を社会人として働くときにいかしたいと思います。 ※自分の性格志向や行動パターンなど認識しづらい内面を客観的に把握できる性格診断法 ■切れ目ない子育て拠点づくり事業では他にもこんな事業を実施しています ●簡単に折れない心を育もう講座  乳幼児を持つ家族を対象に、困難な出来事にもを自分の力で乗り越えていく力を育てるためには幼少期からどのように子どもと関わっていくかについての講座を開催しています。 〇参加者の声 ・自分自身の子育てがうまくできているか心配でした。こうしたら良かったと思うこともあり、育児について振り返ることができて良かったです。 ・わが子にあてはまることが多くて、声掛けの方法や、接し方など悩んでいたので講座を聞けて良かったです。 ・否定したり、口を出したりしてしまうけれど、改めて気づかされることが多くて、勉強になりました。 ●お仕事体験塾(子民家エトコロ)  子どもが主体となって「子ども商店街」の店員になったり、茶摘みや料理をしたりします。子ども同士で協力しながら最後まで責任をもって成し遂げる力を育みます。 ●縁側ひろば(子民家エトコロ)  子育て中の人が気軽に相談できる場をつくっています。みんなでおむすびを作って食べる日もあれば、大人だけで子育てや就労に関する悩みを共有する日もあります。 ■子育て中で悩みを抱えている人 気軽に相談できます! ●子民家エトコロ  「子ども」をキーワードに、はじめて子育てに関わる全ての人と、それを支える地域の人々が、生き生きと活動できる拠点づくりを進めています。 相談日:不定期開催のため相談を希望する人は子民家エトコロホームページを確認してください。 住所:佐野町721-7 電話番号 070-2665-3214 メール:etokoro@juno.ocn.ne.jp ●結の会(えにし)  つどいの広場やまびこで活動しています。地域の人とのつながりを大切に、みんなで子育てしていく拠点をつくっています。 相談日:毎週火曜日10:00〜13:00 住所:山上町829-1(つどいの広場やまびこ内) 電話番号 0748-56-1044 ■中島みちるさんにインタビュー  八日市南高等学校やびわこ学院大学のほかにもさまざまな場所でセミナーを開催されている中島さんにインタビューしました。 ●若い世代の皆さんへ Q:若い世代のみなさんに伝えたいことは何ですか。 A:皆さんの前には、いくつもの選択肢が広がっています。自分次第で、どんな自分にでもなれる可能性があります。「何もやりたいことがない」と感じるときこそ、目の前のことを「面白がる」習慣を身につけてみませんか。不安や不満ばかりに目を向けるのではなく、自分の機嫌を取りながら「なりたい自分」を思い描いてみてください。 Q:家族を持つことに漠然と「大変そう」などネガティブなイメージを持ってしまう人へアドバイスはありますか。 A:「面倒くさい」などと最初から決めつけてしまうと、豊かな選択肢は一つずつ消えていってしまいます。一見大変そうに見えることでも、「うわっ、これ面白い!」と思えたなら、きっと踏ん張る力が湧いてきます。「どうもない(なんとかなる)」と受け止めるポジティブな視点を持って、まずは身近なことから面白がってみる一歩を踏み出してみましょう。 ●子育て中の皆さんへ Q:子どもの育て方に自信が持てず不安なとき、どう考えれば心が軽くなりますか。 A:「私の子育て、これで大丈夫?」と、日々いろいろな思いが混乱する中で子育てに奮闘されていると思います。不安に思うときもあるかと思いますが、子どもはコミュニティの中で育つものです。家族の影響だけでなく、友達からの刺激や、いろいろな大人との出会いなど、子どもたちを育む土壌はたくさんあります。一人で全てを背負い込まず、周囲の力を信じてみてください。 Q:子どもへの接し方に悩み、落ち込んでしまうとき、前向きに過ごすヒントはありますか。 A:「また怒ってしまった」と落ち込むこともあるかもしれませんが、子どもたちは新しい世界で笑ったり、うまくいかなくて泣いたり、失敗しながら自ら学びを深め成長していきます。親も完璧である必要はありません。深刻になるよりも「おっとそうきたか!!」という思考で変化を楽しめると、親子で楽に呼吸ができるようになるはずです。 ■子どもを安心して産み健やかに育てられる社会へ  切れ目ない子育て拠点づくり事業が始まって12年が経ち、事業開始時期に利用していた子どもたちは中学生や高校生になっています。今でも孤独や不安を感じた時に遊びに来る子や、成長した子どものことで相談に来る保護者もいます。  市ではほかにも子育て中の保護者と子どもが気軽に集える「つどいの広場」や子育ての互助ネットワークであるファミリー・サポート・センターを設置し、子育てしやすい環境づくりを行っています。これからも、一人一人の子どもが健やかに成長できる社会の実現を目指します。 問合せ 子育て支援センター IP電話 050‐5801‐1135 ファクス 0748‐29‐3899