まちのスケッチ


●ロンドン発　ラテアートの世界大会で東近江市の村山春奈さんが優勝！
　SCAEワールドラテアートチャンピオンシップ2010　日本代表初めての快挙

　カプチーノ（エスプレッソコーヒー）などの表面に泡立てたミルクを注ぎ、花や葉などの絵や模様を描く「ラテアート」。
 ６月23日、イギリスのロンドンで開催されたこの大会に、日本代表として出場された本市在住の村山春奈さんが、33か国の代表を勝ち抜いて見事優勝されました。披露したのは、この大会のために用意した「桜と柳」の絵柄です。
　村山さんとラテアートの出会いは４年前。勤務先でバリスタ（お客さんからの注文を受けてコーヒーを淹れる人）を募集されていたことがきっかけで、それまで見たことのなかったラテアートの世界に飛び込みました。
　１か月間の研修を受け、バリスタの道を歩みはじめた村山は、３年後の平成21年、ラテアートの全国大会「ジャパンラテアートチャンピオンシップ」で早くも準優勝。そのとき見た優勝者のラテアートに刺激を受けたこともあり、今年の全国大会で見事優勝され、世界大会への切符を手にしました。美しいラテアートと村山さんの素敵な笑顔の奥には、毎日の積み重ねの記憶がしっかり刻まれています。
　帰国後、友人や地域の人たちからかけられた、「おめでとう！」の言葉と、自宅に贈られたたくさんの花束に感激した村山さん。「ますます忙しくなりますね」の問いかけに、「これからも『かわいい！』『きれい！』と言っていただけるラテアートを追求していきたいです」と笑顔で話されていました。（７月７日　近江八幡市のクラブハリエ日牟禮カフェにて）
　写真：村山さんの顔写真、日本の春をイメージした「桜と柳」のラテアート、ラテアートを入れる村山さん


●７／10　新しい図柄は「心身健やか」　新100畳敷大凧の製作始まる

　2011年から2013年の八日市大凧まつりで飛揚する新しい100畳敷八日市大凧の図柄が決まりました。新しい図柄は、上部左右に辰の絵、下部に「健」の文字が描かれており、「心身（辰辰）健やか」とよみます。７月10日（土）に行われた大凧づくりの始まりの儀式「のりつけ式」で発表されました。
　また11日（日）からは、市民のみなさんの参加のもと、大凧の製作が始まりました。製作は８月12日（木）までの予定で、どなたでもご参加いただけます。詳しい日程などは八日市大凧会館（電話＝0748-23-0081）までお問い合わせください。

　写真：新しい大凧の図柄、大凧の製作に関わる人たち


●７／18　心ひとつに、ゴールをめざせ！　第５回東近江市民ドラゴンカヌー大会

　豊かな恵みをもたらす琵琶湖に感謝し、自然環境をいかした地域の発展と市民相互の親睦を図ることを目的に、東近江市民ドラゴンカヌー大会が東近江市体育協会などの主催で開催されました。
　大会では、船長１人、舵取り１人、漕ぎ手８人の計10人が１チームとなり、全長約11メートルの龍の形をした「ドラゴン艇」に乗り、往復300メートルの距離で速さを競い合いました。
　市内の35自治会・地域から参加した46チームが熱戦を繰り広げ、「大中CLIP ON」チームが優勝。水しぶきをあげて湖面を疾走する迫力あるレースに、湖岸の観客からは大きな歓声があがりました。

　写真：能登川水車をバックに疾走するドラゴンカヌー

広報ひがしおうみ　８月号　
平成22年８月１日発行（通巻67号）　
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