3の16 日頃から風水害に備えましょう 家での備え  ブロック塀 ひび割れや破損箇所はないか。  屋根 瓦のひび・ずれなどはないか。トタンのめくれ・はがれはないか。  ベランダ 鉢植えや物干し竿など飛散の危険が高いものは、室内に入れておく。  外壁 モルタルの壁に亀裂はないか。板壁に腐りや浮きはないか。  窓 ひび割れ、窓枠や雨戸のがたつきはないか。強風の飛来物に備えて外側から板でふさぐなどの処置をしたか。  雨どい 雨どいに落ち葉や土砂が詰まっていないか。継ぎ目のはずれや塗装のはがれ、腐りはないか。  排水溝 側溝のゴミや土砂をとり除き雨水の排水をよくしておく。雨水ますの溝フタを掃除しておく。  その他 プロパンガスのボンベは鎖でしっかり固定する。商店などでは看板のぐらつきにも注意する。ゴミ箱や植木鉢などは室内に入れるか、飛ばないように固定する。庭木にはそえ木をしておく。 水害時にはこんな場所には注意しましょう  地下道(アンダーパス)大雨・洪水などにより、地下道(アンダーパス)の道路は真っ先に浸水します。地域のアンダーパスの場所を把握し、もしもの時に備えて迂回路を頭に入れておきましょう。  地下空間 地下空間は、浸水が始まると、水圧の影響で脱出が困難になるため、早めに地上へ避難しましょう。 家庭でできる浸水対策(初期段階) 浸水時、水深が1 0 c m 以内の初期段階であれば、家庭にあるプランター、レジャーシート、ゴミ袋などを利用した土のうや水のうによる応急処置が有効です。 簡易土のう・水のうの作り方  土のう ブルーシートやレジャーシートなどの上に、土の入ったプランターを縦長に並べて置き、シートで巻きつけて補強します。(プランターの代わりに、水を入れた灯油用ポリ容器なども利用できます)  水のう 40リットル程度の家庭用ゴミ袋を二重または三重にして半分程度の水を入れ、きつく縛り、出入口などにすき間なく並べて使用します。(ダンボールに入れてつなげれば強度が増し、積み重ねることもできます)