5ページ、6ページ 1の5 災害用備蓄品、非常用持出袋 備蓄品  家族が1週間程度、生活できるように備蓄しましょう。 いつも備えておこう我が家の防災セット  災害が発生すると水、電気、ガス、通信などのライフラインが停止する可能性があります。復旧までの間の水や食料、生活用品を備えておきましょう。  また、災害発生後の避難所生活や長期にわたって食べ物等を入手できない事態を視野に入れ、我が家仕様の防災セットを準備しましょう。 いつもバッグに  普段から携帯電話、LED ライト、笛(ホイッスル)、筆記用具、水筒を持ち歩きましょう。笛(ホイッスル)は携帯ストラップとしてつけておくと痴漢などの防犯にも役立ちます。 いつも寝室に  頭の上に、物が落ちてこない所に寝ましょう。そして枕元に、スリッパ、懐中電灯、携帯電話、携帯ラジオ、笛(ホイッスル)、メガネなどを用意しておきましょう。明かりのつく目覚まし時計も暗闇では役に立ちます。また、用意したものが地震で飛ばされない対策も必要です。 いつも家の中に  水や食料品・生活用品は1週間分を目安に常備しましょう。また、電気・ガスの停止にも備えましょう。 備蓄品リスト  避難時にすぐに持ち出すべき非常用持出袋と生活物資が手に入るようになるまで(1週間分)自足するための災害用備蓄品の2つに分けてリストにしました。  リストを参考に、自分の家庭で必要な物を準備しておきましょう。 非常用持出袋 避難所へ行く時に  被災時・非常時の最初の1日をしのぐために必要なもの。避難袋(リュック)に入れ、1人1つ持ち出し易い場所に置いておきましょう。   基本項目 あらゆる家庭に共通して必要 1貴重品  現金 ※公衆電話用に10円・100円硬貨も必要  車や家の予備鍵  予備のメガネ・コンタクトレンズなど  銀行の口座番号・生命保険契約番号など  健康保険証・運転免許証 ※コピーや番号の控え  印鑑 2情報収集用品  携帯電話 ※充電器・モバイルバッテリー  携帯ラジオ ※予備電池  家族・親戚の連絡先  筆記用具  家族やペットの写真 ※はぐれた時の確認用 3食料など  非常食 ※持ち運びしやすく高カロリーのもの  飲料水 ※1.リットル程度 4清潔・健康のため  救急セット  タオル  トイレットペーパー・ウェットティッシュ  着替や下着 5便利品など  懐中電灯※家族各1個・予備電池  笛やブザー ※居場所を知らせるもの  マスク ※風邪、ホコリを避ける  軍手・革手袋  雨具 ※レインコートは防寒用にもなります  防災ずきん・ヘルメット ※避難時の安全確保  スリッパ  レジャーシート・毛布 ※寝袋も便利  万能ナイフ  マッチ・ライター  ビニール袋・新聞紙  携帯トイレ 6感染症対策用品  マスク ※再掲  消毒液  体温計  常備薬  その他、感染症対策に必要なもの 家族構成や家庭の事情にあわせて 1女性用品  生理用品  女性用下着  妊産婦用品  基礎化粧品  ヘアピン・ヘアゴム 2赤ちゃん用品  乳児用ミルク・ほ乳瓶  離乳食  紙おむつ  おしりふき  おもちゃ 3高齢者  予備メガネ  持病薬  携帯用杖  介護用品  ※非常食用にたべやすいものを用意 4ペット用品  キャリーバッグ・ゲージ  リード   ペットフード ・飲料水  ペットシート  ※災害時に一緒に避難できるように日頃からしつけや予防接種をしておきましょう。首輪に連絡先を書いておくなど、はぐれた際のことも考えておきましょう。 家での備蓄食料は1週間分! 災害用備蓄品 避難所・自宅避難生活 自宅で避難生活を送ったり、避難所に避難した後に、安全を確認して自宅へ戻り、持ち出したりするために必要な物品を備えておきましょう。 飲料  飲料水(1人1日約3リットル)  非常用給水袋・ポリタンク 備蓄食料  アルファー化米・無洗米  スパゲティ・そうめん  インスタントラーメン  缶詰類(肉・魚・大豆)  レトルト食品(おかゆ・カレー)  即席スープ・みそ汁  ビスケット・キャンディ・チョコレート  塩などの調味料  梅干し・マルチビタミン剤 衣類  上着・下着・靴下(速乾性の高機能繊維のものがよい)  防寒具 ※季節に合わせて 生活用品  ランタン  タオル・バスタオル  毛布  雨具  予備電池  カセットコンロ・ガスボンベ  固形燃料  鍋・やかん  ラップ  皿・コップ(紙・ステンレス)  わりばし・スプーン  歯ブラシ・石けん  携帯電話の充電器(電池式・手回し式など)  新聞紙  使い捨てカイロ 買い置きの習慣を 食料品や生活用品の備蓄は、普段使っている食品の「買い置き」から始めましょう。ローリング(回転)・ストック(備蓄)と呼ばれる方法で、賞味期限が近いものから使えば、期限切れで廃棄するロスもありません。 備蓄食料を選ぶポイントは 1保存性が高い 2自分の好きなもの 3美味しいもの 災害時はストレスで食欲がなくなります。そんな時に元気の源になる食べ慣れた、美味しい物を選んでおきましょう。 食物アレルギーの人は、アレルギーの原因を把握しておきましょう。炊き出しや配給される弁当などにも注意が必要です。アレルギーをもつ人がいる場合は、注意しておきましょう。   非常時必携 水とトイレの備え   1食べ物以上に大切な飲料水  災害時の水対策は重要課題。飲料水は1人1日3摂取は特に必要です。 2誰もが困るトイレ  災害直後、水洗トイレは使えない状況になります。便座などにかぶせて凝固させる災害用トイレなどを準備しておきましょう(1人1日5〜8回分)。自宅のトイレなら、ポリ袋と新聞紙で簡易トイレも作れます。トイレットペーパー・ウェットティッシュ・新聞紙・ビニール袋など日頃からストックしておきましょう。