13ページ 2の5 液状化について ゆるく堆積した砂地盤などは地震により激しく揺れると、まるで液体のように一時的にやわらかくなり、今までしっかりと建物を支えていた地盤が地震による揺れを受けることで液体のようになり、建物が傾いたり沈んだりし、大きな被害をもたらします。 液状化の仕組み 地震前  砂等の粒がお互いにくっついて、その間に水がある状態 地震時  砂の粒同士が離れて、水に浮いた状態 地震後  バラバラになった砂の粒が沈んで、地面に水が出てくる 液状化危険度の判定区分  PL値による液状化危険度判定  PL=0  液状化による被害発生の可能性は低い  0<PL≦5  液状化による被害発生の可能性は極めて低い  5<PL≦15  液状化による被害発生の可能性がある  15<PL  液状化による被害発生の可能性が高い 液状化の危険度分布図 14ページ 2の6 普段から地震に備えましょう 寝室 極力家具は置かない。吊り下げ型照明器具をじか付け型照明器具に替えましょう。 照明器具 落下するかもしれません。吊り下げ型照明器具をじか付け型照明器具に替えましょう。 火災警報器 電池交換は10年を目安に交換しましょう。 消火器の設置及び点検を忘れずに。 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼りましょう。 スリッパ・スニーカーは寝室にも置いておきましょう。 耐震グッズ等で食器棚等を固定し、転倒や落下を防止しましょう。 感震ブレーカーを設置しましょう。 粘着マットで固定しましょう。 ロープ等で固定しましょう。 ダイニングテーブル とっさにもぐりこめる頑丈なダイニングテーブルで安全空間を作ることができます。脚には家具用すべり止め、またテーブルの下に懐中電灯を取り付けておくといざという時便利です。 家の耐震性を確認し、耐震化を行いましょう  古い建物(特に昭和56年以前に建てられた建物)やブロック塀は、地震の被害を受けやすい傾向があります。そのため、古い建物等が多い地区では危険度が高くなっていることがあります。 市の耐震事業も活用し、自宅の耐震診断や耐震補強、ブロック塀の安全対策を行いましょう。 1木造住宅無料耐震診断(昭和56年5月以前着工の木造家屋) 2木造住宅耐震・バリアフリー改修事業費の補助金 お問合せ先は都市整備部住宅課(電話番号:0748-24-5669) 3ブロック塀等耐震対策事業費の補助金(避難路に面する危険なブロック塀の撤去又は改修) お問合せ先は都市整備部建築指導課(電話番号0748-24-5656) 4個人木造住宅への耐震シェルタ−などの普及事業 お問合せ先は総務部防災危機管理課(電話番号0748-24-5617) 5家屋の耐震化例 ※制度には対象となるための要件があります。事前に各お問合わせ先にご相談ください。