15ページ、16ページ 2の7 地震が発生したら 地震への心の備え 地震発生のタイムライン まずは自分を守る 1机の下に入る 2家具や窓ガラスから離れる 3クッションや雑誌などで頭を保護する 緊急地震速報  震源に近い観測点で地震を察知し、直ちに震源や規模(マグニチュード)予想される揺れの大きさ(震度)等を自動で計算し、大きな揺れが始まる数秒前から数十秒前にお知らせするシステムです。情報が出たら、身を守ることを第一に、どのような行動がとれるか、日頃から話し合っておきましょう。 外出中、こんなときはは 1人が大勢いる施設では むやみに移動すると混乱をまねく恐れがあるため係員の指示に従い、落ち着いて行動しましょう。 2山やがけ付近では 地震時には、土砂災害にも注意しましょう。 3路上にいたら 窓ガラスや瓦などの落下物からカバンなどで頭を保護し、空き地や公園などに避難しましょう。 4仕事・授業中なら 本棚やロッカーが倒れたり、窓ガラスが割れたりするので注意しましょう。 5買い物中なら 買い物カゴや鞄で頭を守り、店員の指示に従いましょう。 6エレベーターの中にいたら すべての階のボタンを押し、停止した階で降りましょう。 7車を運転していたら 道路の左に寄せて止め、ドアはロックせずにキーを差したまま避難しましょう。 8電車に乗っていたら 吊革や手すりにつかまり、体が放り出されないようにしましょう。 家の中で、こんなとき 1寝ていたら 布団や枕で頭を守り、家具が倒れてこないところに身を伏せましょう。 2入浴中なら あわてて飛び出さず、ドアや窓を開けて出口を確保しましょう。 3テレビを見ていたら 重い家具の近く、電灯の真下などから離れましょう。 余震に注意 地震がおさまったからもう大丈夫と安心せずに、二次災害に備えることが大切です。また、大地震の後は数ヶ月間、強い余震が起こることもありますので油断せずに行動しましょう。 発生から1〜2分 揺れがおさまったらまず火の始末 1靴を履く ガラスの破片などから足を守りましょう。 2火元の確認 ガスの元栓や、電気のブレーカーを切りましょう。 3家族の安全確認 災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(Web171)等で家族の安全を確認しましょう。 発生から3分 隣近所の安全確認 1隣近所に声をかける。 2近所に火が出たら初期消火しましょう。 3余震に注意しましょう。 発生から5分 ラジオなどで正しい情報を入手 1正しい情報を入手する。   2一時集合場所に集まり自治会(自主防災組織)で安否確認。 3家屋倒壊や土砂災害などの危険があれば避難。 発生から10分以降 1助け合いの心が大切です。 2壊れた家には入らない。 3災害情報・被害情報の収集を行い、デマ情報にまどわされない。 発災後の地域での生活  水・食料は、備蓄を活用する。 地域ぐるみで協力し合って消火、救出、救護活動 地震編を読み終え確認したら、裏表紙の我が家の防災計画[地震編]を作成しましょう。