17ページ、18ページ 風水害編 3の1 東近江市をおそう水害 大雨によって発生する水害 内水氾濫  大雨により、下水道や水路への排水ができなくなり、水があふれ出す現象を内水氾濫と言います。 外水氾濫(洪水)  大雨によって河川が大幅に増水し、堤防から水があふれたり、堤防が決壊することにより水が流れ出す現象を外水氾濫と言います。 市で起こる水害  市には、愛知川、日野川の大きな河川のほかにも、たくさんの中小河川が流れ、琵琶湖に注いでいます。琵琶湖に注ぐ多くの河川は、河川の長さが短く、勾配が急で洪水が一時的に起こりやすく、山から運ばれた土砂によって、周辺の地盤高より水面が高い天井川になっています。そのため、万が一堤防の決壊などが起こると、甚大な被害が発生することが想定されます。  このハザードマップには、国や県が実施した浸水シミュレーション結果を示しています。あらかじめ大雨時にどのような危険性があるかを知り、いざという時に備えましょう。 河川と琵琶湖の氾濫のイメージ 1大雨の発生により、下水道や中小河川が氾濫し、小規模な浸水が始まる。 大雨の継続 2大雨が降り続き、愛知川、日野川などの大きな河川が氾濫し、大規模な浸水が発生する。 さらに大雨の継続 3さらに雨が降り続くと、琵琶湖の水位が上昇し、湖岸付近が浸水する。 地先の安全度マップと洪水浸水想定区域図の違い 1地先の安全度マップ 内水氾濫を考慮した河川氾濫の把握が可能 地先の安全度マップは、県の条例に基づき作成されており、主な河川だけでなく中小河川や農業用排水路など身近な水路の氾濫も考慮したものです。 ※水防法に基づく内水浸水想定区域図ではありません 2洪水浸水想定区域図 対象河川において想定される最大浸水区域の把握が可能 洪水浸水想定区域は、水防法に基づいた河川を対象としており、対象河川以外の河川氾濫は考慮されていません。 地先の安全度マップ 100年に1度(計画規模降雨)の大雨が降った場合  作成者 滋賀県 作成年度 令和2年3月 想定降雨量 24時間総雨量529mm、最大時間雨量109mm 200年に1度(想定最大規模)の大雨が降った場合  作成者 滋賀県 作成年度 令和2年3月 想定降雨量 24時間総雨量634mm、最大時間雨量131mm