特集 発足からの10年を振り返り、市のさらなる発展を誓った一日― 東近江市制10周年記念式典  市制10周年を記念して2月11日(祝)、東近江市制10周年記念式典を市立八日市文化芸術会館で挙行し、来賓や市民のみなさんなど約500人が出席しました。  式典では、市民憲章の制定および本市で初めてとなる名誉市民の称号の贈呈、市政功労者の表彰を行いました。 写真9枚 1.オープニングの八日市高校吹奏楽部演奏 2.市民憲章の発表と唱和 3.小椋市長式辞 4.加藤市議会議長挨拶 5.三日月滋賀県知事祝辞 6.名誉市民の称号贈呈 7〜9.茂山狂言会による狂言「末広がり」の公演 ◆市民憲章を制定 ◇東近江市民憲章  わたしたちは、  鈴鹿の山々から琵琶湖まで広がる東近江市の地の利を生かし、  万葉のころより綿綿と続く歴史・文化・伝統を大切にして、  夢と希望に満ちた活気あふれる豊かなまちをつくるため、  この市民憲章を定めます。 一 水と緑を大切にし、自然と調和した美しいまちをつくりましょう。 一 歴史に学び伝統を生かし、文化のかおるまちをつくりましょう。 一 互いに助け合い、安心安全な住みよいまちをつくりましょう。 一 若い力を健やかに育て、健康で明るいまちをつくりましょう。 一 働くことに誇りと喜びを感じ、活力のあるまちをつくりましょう。   平成27年2月11日制定 ◇市民憲章について  市制10周年を迎えるにあたり、さらなる一体感をもったまちづくりを進めるために制定しました。  昨年7〜9月にかけて市民のみなさんから応募していただいた文案をもとに、有識者や市民で構成する市民憲章等検討委員会で検討を重ねて策定したものです。 ◆名誉市民の称号贈呈 ◇名誉市民 中村功一(なかむら こういち)さん   初代東近江市長(市辺町)  平成15年6月から1市4町合併協議会会長として合併実現に誠心誠意取り組まれ、県下初となる市と複数の町の合併に手腕を発揮されました。  また、初代東近江市長に就任され、直ちに1市2町合併協議会会長として再び合併実現に尽力されるとともに、新市の一体感の醸成に尽くされ、東近江市の礎を築かれました。 ・中村功一さんからのメッセージ  11万6千人の市民のみなさんに、心から感謝とお礼を申し上げます。今後ますますの住民福祉の向上と市勢の発展をお祈りしますとともに、私もこの受賞を心の糧に、さらに精進を重ねてまいります。 ◇名誉市民 中路融人(なかじ ゆうじん)さん   日本画家(京都市西京区)  心の原風景を五個荘におきながら、琵琶湖岸や田園など滋賀の風景を描き続け、日本画壇をリードする画家としての地位を築かれました。  平成14年3月から公益社団法人日展常務理事として活躍され、東近江市発足後は小学校での日本画教室開催や日本画家の展覧会開催支援を通じて、本市文化の進展に大きく寄与いただきました。 ・中路融人さんからのメッセージ  滋賀県の風景に魅せられて、半世紀以上その風景を描き、全国に発信してきました。これからも命ある限り描き続けますので、ぜひ私の画業をみなさんに見ていただきたいと思います。ありがとうございました。 ◇名誉市民について  東近江市民または東近江市にゆかりが深く、公共の福祉の増進や文化の進展、さらには広く社会の発展に貢献され、その功績が市民から尊敬される人に贈る称号です。  このたび名誉市民の称号を贈呈したお二人は、これまで長きにわたって本市のまちづくりの礎を築かれたご功績により、名誉市民審査委員会で審査され、昨年9月の市議会定例会で同意されました。 ◆市制10周年記念市政功労者・功労団体表彰 ※団体は敬称略 ◇自治功労表彰状(7人) 久田元一郎さん(市原野町) 小川脩哲さん(佐野町) 吉澤克美さん(永源寺高野町)*吉は土の下に口 宮部庄七さん(祇園町) 小林 優さん(沖野一丁目) 中村 肇さん(尻無町) 川南博司さん(川南町) ◇自治功労感謝状(3人) 上野幸夫さん(小八木町) 宇賀 武さん(今町) 山中壽勇さん(鋳物師町) ◇社会功労表彰状(6人・4団体) 川瀬重雄さん(上山町) 西澤高弘さん(八日市本町) 中西長嗣さん(上平木町) 小嶋和子さん(僧坊町) 辻 市郎さん(佐野町) 山下 滋さん(東沖野二丁目) 東近江市体育協会 東近江市青少年育成市民会議 東近江市文化団体連合会 特定非営利活動法人金堂まちなみ保存会 ◇社会功労感謝状(5人・3団体) 大西和彦さん(青野町) 小串輝男さん(五個荘山本町) 河島 修さん(ひばり丘町) 森美和子さん(布引台一丁目) 塚本喜左衛門さん(京都市山科区) 八日市商工会議所 NPO法人愛のまちエコ倶楽部 あいとう直売館運営協議会 写真4枚=各表彰の表彰者