フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●2月10日 「翦風号ものがたり」創作劇で上演  八日市南小学校で5年生児童95人が、日本初の民間飛行場が設立されたきっかけとなった動力つき有人飛行機「翦風号(せんぷうごう)」に懸ける人々の思いをつづった劇を披露しました。  この劇は、飛行場があった沖野ヶ原に同校が位置することから地域学習の集大成として取り組んだものです。劇の最後は、「先人のように夢を持ち、チャレンジしよう。八日市に誇りを持とう。」と締めくくられ、主役を演じた袋谷奏斗(ふくろたにかなと)くんは「昔の人は、みんな努力して、すごいと思った。僕たちもこの歴史を伝えていきたい。」と話しました。 写真=@主人公が飛行に臨む場面を演じる A翦風号が描かれた体育館のどん帳を背に合唱する ●2月10日 能登川博物館で「むかしの暮らし」を体験  能登川博物館で開催している企画展「ちょっとむかしの道具たち2016」に、能登川西小学校の3年生児童31人が見学や体験に訪れました。  この企画展は、昭和20〜40年代の家庭を再現し、生活の様子を体験できる展示のほか、石臼や七輪、当時のアイロンなど、当時使われていた道具を実際に使用することができます。  企画展の期間中には市内全22小学校の3年生児童約1,100人と、市外の小学校児童が社会科見学に訪れました。10日に訪れた能登川西小学校の児童は、市民有志のボランティアグループ「昔の暮らし体験サポーター」から当時の暮らしぶりなどを教わり、昔の人の知恵と工夫、道具の移り変わりを学びました。  七輪を体験した関口奏斗(せきぐちかなと)くんは「初めての火おこしがとても楽しかった。でも昔は電気製品がほとんどなくて大変だと思った。」と当時の暮らしを想像していました。 写真=@いろりの使い方を学んでいます A七輪で炭を使って火をおこします Bかき餅うまく焼けるかな C昭和40年中ごろの東近江市内の部屋を再現 ●2月11日 茨川での生活を講演 自然の豊かさを実感  道の駅「奥永源寺渓流の里」で、鈴鹿山脈の山里に暮らす昔の人の暮らしと山中に棲む獣たちについて学ぶ座学とフィールド観察会が開催され、市民など約60人が参加しました。  午前の部は、廃村となった茨川集落最後の住人と言われる筒井正(つついただしさんが、集落での暮らしを山との関わりや人と獣との関係などの面から講演しました。「電気・ガス・水道がなくても、一家団欒があり、住民の結束も強く、にぎやかで楽しかった。」と振り返りました。  午後の部は、ほ乳類調査の専門家である千々岩哲(ちぢいわあきら)さんを講師に会場周辺で生き物たちの痕跡を中心に探す観察会を行いました。キツネやタヌキの足跡、イノシシがドングリを食べた跡、シカが笹を食べた跡、サルの糞などを参加者と観察しました。市外から参加した小学4年生は、「鈴鹿の山には月に何回か来る。今日は動物の暮らしぶりが見えたので、勉強になった。」と話しました。 写真=@茨川での生活について講演する筒井さん A観察会で説明する千々岩さん Bタヌキの足跡を発見 ●2月13日 商家に伝わるひな人形めぐり 華やかに開催  五個荘近江商人屋敷4館、観峰館、八年庵、金堂まちなみ保存交流館で「商家に伝わるひな人形めぐり」が開催され、江戸時代から現代まで約100組のひな人形が各施設に展示されています。その関連イベントとして、外村繁邸で観光大使(東近江市レインボー大使)や地元学生、一般市民がおひな様やお内裏様、三人官女、五人囃子に扮して入館者を迎える「にんげん雛絵巻まつり」が開催されました。三人官女からひなあられをもらった7歳の女児は、「かわいかった。」と感想を話しました。  ひな人形めぐりは3月21日(振休)まで開催されます。 ○関連イベント紹介 ◆清湖雛とっておきのお話 時=5日(土)13:30〜 場=中江準五郎邸 ◆ひいな市 時=5日(土)、6日(日)10:00〜16:00 場=ぷらざ三方よし・周辺広場 ◆お雛様マンドリンコンサート 時=13日(日)13:30〜、15:00〜 場=藤井彦四郎邸・山小屋 写真=@にんげん雛絵巻まつり(外村繁邸) Aお花で創られた雛飾り(金堂まちなみ保存交流館) B人形師東之湖さんの創作雛(中江準五郎邸)Cあなたもお雛様に変身(外村宇兵衛邸)DE歴史情緒あふれる町並みに飾られた手作りのお雛様がお出迎え