フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●6月20日 寄せ書き日の丸 持ち主探す  第2次世界大戦で出征時に寄せ書きされ、戦地へ持参された日章旗が、東近江市遺族会平田支部へ返還されました。  日章旗を所持していたアメリカ人男性からの依頼で、旧日本兵の遺留品を遺族へ返還することを目的とした組織「OBON SOCIETY」が遺族を捜索し、出征者が上羽田町出身であることが判明しました。支部長の森田時雄さんは「日章旗がふるさとに戻ってきて感無量です。」と話されました。 写真=「持ち主を特定していきたい。」と話す森田支部長 ●7月9日 仮装してみんなでパレード! チンドン夏まつり   JR能登川駅東口近くの本町二丁目通り周辺で、地元の親子連れらがチンドン屋に扮し、駅前をパレードしました。  地元商店街や地域おこし協力隊の増田健多隊員が中心となって、地域や商店街を盛り上げていくために結成された能登川駅前賑わい創出実行委員会が、今回の夏まつりを企画しました。  参加者は、日ごろチンドン屋として活動されている「こうあん一座」から、化粧の仕方などを教わりながら、持ち寄った衣装で変身。その後、一座を先頭に約70人が駅前をパレードし、太鼓や鉦、手作りの鳴り物を鳴らしながら、見物客に笑顔を振りまきました。赤いチャイナドレス姿でパレードに参加した一木友絵さん(11歳)は「にぎやかな音を聞きながら歩いたので、楽しい気持ちになりました。」と話してくれました。  そのほか、特設ステージでの太鼓の演奏やビンゴゲーム大会に加え、露店も多数並び、会場は盛り上がりを見せました。 写真=@本町公会堂でみんなでチンドン屋に変身 Aパレードで笑顔を見せる B県内の地域おこし協力隊も出店し、露店でにぎわう C商店街を練り歩くチンドンパレード ●6月28日 市立愛東病児保育室を開設  東近江市立愛東病児保育室の開所式を行いました。  同保育室は、病状が快方に向かっているものの、一般の保育所などで集団保育を受けることが難しい子どもを、1日3人まで受け入れる施設です。保護者の勤務などの都合により、家庭で子どもを看病することが出来ないことや、生後11か月から小学校就学前までの子どもで、事前に当施設を利用するための登録を済ましていることなどの条件があります。利用料は1人につき日額2,000円です。  当施設は愛東支所の一部を改修し、保育室と観察室を1室ずつ設けています。あいとう診療所所長の横田哲朗医師が子どもたちを診察するほか、同診療所の看護師や湖東ひばり幼児園などの保育士が運営にあたります。横田医師は「市民の皆さんの家庭と仕事の両立の一助となるように頑張りたい。」と話されました。  本市では今後2つの病児保育室を新たに開設する予定です。 写真=@開所式で行われたテープカット A診療を担当する横田医師(真ん中)と保育士 ●7月17日 湖上で熱いレース! ドラゴンカヌー大会  本市の夏を代表するスポーツ大会「第11回東近江市ドラゴンカヌー大会」が伊庭内湖に面した「能登川水車とカヌーランド」で開催されました。  この競技は、龍を模したカヌー艇に船長1人、舵取1人、漕手8人の合計10人が乗船して、片道150mのコースを折り返して速さを競います。今大会には74チームが出場し、熱気あるレースが展開されました。  市民の部(自治会単位)で2連覇を果たした「大中 スイカ」の石井悟志さん(38歳)は「地元のメンバーでずっと出場をしているので、チームワークの良さが勝因です。大人になってもみんなで一致団結できる数少ない機会なので、今後も出場したい。」と話されました。 写真=@一斉にスタートするドラゴンカヌー A船長の太鼓のリズムに合わせ、パドルを漕ぐ B岸辺ではハイタッチで健闘をたたえ合う C息のあったパドルさばきが勝敗の鍵を握る