フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! ●9月28日 県内初!公共交通網再編へ連携  本市は、国土交通省近畿運輸局と地域公共交通の課題解決に向けて「地域連携サポートプラン協定」を締結しました。同運輸局は、ちょこっとバスの利便性向上や近江鉄道の利用促進に向け、持続可能な地域公共交通ネットワークの構築について市を支援します。  小椋正清市長は「人口減少の中、いかに住民の皆さんに利便性の高い公共交通を提供できるか、プランを一緒に考えたい。」と期待し、若林陽介近畿運輸局長は「自治体と気持ちを合わせ、パートナーとして末永い付き合いをしていきたい。」と約束しました。協定は、同運輸局が本年度から近畿2府4県の自治体と結んでいるもので、県内では本市が始めての締結となります。 写真=協定を結んだ若林局長(左)と小椋市長 ●9月25日 時代衣装で行列 ぶらっと五個荘まちあるき  五個荘地区一帯で、「ぶらっと五個荘まちあるき」が開催されました。時代衣装を身にまとった人たちの行列が、訪れた約21,000人の観光客らの注目を集めました。  近江商人が活躍した明治・大正時代の華やかな衣装を身につけ練り歩く「時代絵巻行列」では、はかま姿の女学生や、てんびん棒を担いだ商人、商家の娘などに扮した95人が白壁や土蔵が残る歴史と情緒あふれる町並みを行進しました。  沿道にはカメラを手にした多くの観光客らが訪れ、兵庫県から毎年来ているという冠野順子さんは「まちなみに合った時代絵巻行列の装束が素敵で、今年も良い写真が撮れました。」と話しました。  ほかにも、商家に代々伝わる家宝や現代作家のアートを普段非公開の近江商人本宅や社寺仏閣など約30か所の会場で展示する「ぶらりまちかど美術館・博物館」なども開催されました。  この日、一帯は近江商人が隆盛を極めた時代の活気に包まれました。 写真@=水路沿いをパレードする「近江商人時代絵巻行列」 A=「はいからさん」と呼ばれ親しまれたはかま姿の女学生 B=弘誓寺の抽象画展 C=金堂まちなみ保存交流館に展示された美術作品 ●9月25日 湖東第一小で熱気球の搭乗体験  9月25日の「気球の日」の早朝、湖東第一小学校の児童約100人が校庭で熱気球の体験搭乗を楽しみました。  八日市気球クラブなどで構成する熱気球関西例会が子どもたちに熱気球の魅力を伝えるため、これまで市内の小学校で開催しているもので、今回で5回目です。  児童たちは運動場で熱気球やガスバーナーの仕組みを学んだあと、熱気球のゴンドラに搭乗しました。  小学3年生の松原心渚さんと松原咲希さんは「景色がとても良かった。間近で見たら熱気球はとても大きかった。」と話しました。 写真@=児童らを乗せ、浮き上がる熱気球 A=鈴鹿山脈を背に B=ワクワクしながら順番を待つ児童 ●10月15日 現在の暮らしを考える 茨川廃村見学ツアー  茨川廃村見学ツアーに13人が参加しました。ツアーは東近江市エコツーリズム推進協議会が地域に埋もれる資源の保全・再生を目的に企画されたものです。  茨川町は鈴鹿山脈の山間部に位置し、かつては滋賀県と三重県とを結ぶ街道の経由地でした。昭和40年に全住民が離村し廃村となりました。  ツアーでは、最後の住民であった筒井正さん(60歳)が当時の暮らしや祭事、現在の茨川町を取り巻く森林などの環境の変化について話し、参加者はメモを取るなど熱心に耳を傾けました。   筒井さんは「電気・ガス・水道がなくてもやっていける生活だった。村中の人が宿に集合して会食を共にする行事を通じて濃密な人間関係があった。今でも故郷に愛着があります。」と話しました。 写真@秋晴れのなか天照神社前で説明を聞く参加者 A生まれ故郷の茨川町について説明する筒井さん B茨川町までの道のりは山歩きあり川渡りあり C筒井さんの生家も見学