フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 3月18日 1200年以上の歴史を誇る みかべ祭り  病気平癒、五穀豊穣、商売繁盛の神として崇敬される河桁御河辺神社(神田町)の例大祭「みかべ祭り」が開催されました。この祭りは、奈良時代末期の延暦3年(783年)ごろに始まったと伝えられています。  見所は、祭事場所や各集落を移動する御渡列と呼ばれる行列です。  御渡列に参加するのは、神田町、野村町、妙法寺町の頭人(各町の代表者)や若者。地域の皆さんに見守られながら宮入りし、神事をとりおこなった後、榊、神馬、鉾、旗、御供箱、神主馬、子ども神輿、大人神輿に続き、各町の列からなる渡御列が組まれました。  神田町の列に参加した石田雄一さん(35歳)は、「18歳から毎年参加していますが、年々祭りに対する思い入れが強くなっています。今後も祭りに参加し続けて、地元を盛り上げていきたい。」と話しました。 3月25日 中野むくのき幼児園 竣工式  中野むくのき幼児園が完成し、竣工式を行いました。  竣工式には地区の関係団体役員や保護者代表、工事関係者ら約80人が出席し、小椋正清市長は「地域の皆さんから末永く愛され信頼される施設として発展するよう、園と地域がより一層連携を図りながら質の高い教育・保育を提供できるよう取り組んでいきたい。」と式辞を述べました。   また、園名が採用された山路はるみさん(小脇町)に小椋市長から記念品が、園児からは手づくりの花束が渡されました。また、新しくなった園舎のお礼に中野幼稚園とみつくり保育園の4歳児51人が歌やダンスを披露しました。  園舎は、自然の光をふんだんに取り込めるよう折り重なる勾配屋根とし、1階の園庭だけでなく、2階のデッキスペースでも園児が遊べるように設計しています。また、病気の回復期で、集団保育を受けることができない病後児を対象に病児保育室も設置しました。本園は4月から開園しています。   4月5日 五個荘地区、蒲生地区に新隊員 第6期地域おこし協力隊の委嘱式を東近江市役所で行いました。  今年度から新たに五個荘地区で合田容子さんが、蒲生地区で三ア尚子さんが活動を開始しています。  合田さんは、中山道、近江商人といった観光資源を利用し、物産品のブランド化に向けて取り組まれます。三アさんはガリ版による文芸誌の作成、ガリ版製作キットの開発などに取り組まれます。  委嘱式では小椋正清市長が「先輩の協力隊員に続いて、地域の皆さんと協力して活躍してほしい。」と話しました。  合田さんは、「お土産や案内板などを作って五個荘地区の観光を盛り上げたい。」と、三アさんは、「ガリ版の楽しさを多くの人に伝えたい。」と、活動に対する意気込みを話されました。 4月7日 建部祭り宵宮 五個荘奥町の「おばけ提灯」  苗村神社(五個荘木流町)で建部祭りの宵宮が行われ、五個荘奥町の若衆が高さ約3.5メートル、直径約2.1メートルにおよぶ通称「おばけちょうちん」を担ぎ練り歩きました。  12人の若衆が近江商人の旅装束のいでたちで大提灯を担ぎ、後ろから竹で、また四方からロープで支えながら練り歩き、その後境内に宮入りしました。  重さ約250キログラムもある大提灯は享保2年(1717年)に同神社の改築祝いに新調されたのが始まりで、以後、町の名物として地域で引き継がれています。  五個荘奥町の社務長 枝連保博さんは、「大きなちょうちんを人力で運ぶ壮大さが魅力です。少子高齢化という問題はありますが、奥村の伝統ある取組を今後も続けていきたい。」と話しました。