フォトニュース ひがしおうみ東西南北 季節の話題をお知らせ! 4月18日 県内初!地域商社東近江あぐりステーション 設立  農家の安定収入の確保と市民への地場農産物の安定供給を図るため、県内初となる地域商社「株式会社 東近江あぐりステーション」を設立しました。  本市は、近畿最大となる8,470ヘクタールの耕地面積を有しています。市と市内4農協が協力し、米・麦・大豆のみの土地利用型農業から高収益作物への転換を図り、さらに流通の仕組みを確立させるものです。  設立記者会見で小椋正清市長は、「農業に携わる皆さんの安定収入や後継者の育成と農業の継承につながることを願っています。」と話しました。代表取締役に就任した松井茂光さんは、「安定的な地場農産物の流通の仕組みを確立させたい。」と取組にかける決意を話しました。 4月29、30日 街中に音楽があふれる びわこジャズ東近江  近江鉄道八日市駅から市役所までの中心市街地で「びわこジャズ東近江2018」が開催されました。  市民でつくる「びわこジャズ東近江実行委員会」が主催し、今回で10年目となる本市の春を彩る音楽のイベントです。  エリア内のホールや路上、駐車場などに2日間で約40カ所に特設ステージが設けられ、プロ・アマチュアバンドら200組以上がジャズやロック、フォークなどを演奏しました。市役所前の歩行者天国では、ダンスや大道芸などのストリートパフォーマンスも行われ、来場者を魅了しました。  大阪府堺市から訪れた山崎日出夫さんは、「今回で2回目の参加です。前回来た時にファンになったアーティストの演奏を楽しみに来ました。びわこジャズ東近江は、ゆったりとした雰囲気のなか屋外でライブを楽しめるお気に入りのイベントです。」と話しました。 5月4日 勇壮に神輿を急斜面から下ろす 伊庭の坂下し祭  繖山で3基の神輿が急斜面を下る奇祭、「伊庭の坂下し祭」が行われました。繖山の山頂付近にある繖峰三神社から約500メートル先の大鳥居を目指し、神輿を下ろす神事で、滋賀県の無形民俗文化財として選択を受けています。  神輿は三ノ宮、八王子、二ノ宮と呼ばれ、二ノ宮は重さが500キログラムにもなります。巨石が続く難所では初山と呼ばれる初めて神輿を担う少年を神輿の先頭に乗せて、足場の悪い急斜面を勢いよく下ります。初山の一人の周防克樹さんは、「怖さと不安がありましたが、終わってみるとよい経験だと感じました。」と話しました。  それぞれの難所では、「ヨイトコセーノ、ソレ」と大きな掛け声とともに神輿を下ろし、見物客からは歓声とともに大きな拍手が送られました。 5月9日 政所茶コモ掛け実習 八日市南高生が伝統を守る  八日市南高校食品科の生徒による政所茶畑へのコモ掛け実習が、政所町の「八南茶園」で行われました。  地域と連携し、年間を通して茶畑を管理しているもので、この日は食品科3年の流通科学班に所属する生徒13人が、地元の政所茶生産振興会の白木駒治さん、山形蓮さんの指導を受け、藁で編んだコモを利用して日よけを作りました。  生徒たちは茶畑を囲むように木で棚を作り、コモを掛けました。慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、白木さんや山形さんに習いながら一日かけて作業を終えました。  実習に参加した増田美唯香さんは、「コモ掛けの作業は大変でしたが、収穫も頑張っていいお茶を作りたい。」と話しました。